元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は、森保ジャパンで国内屈指の実力派センターバック(CB)の選考に関して持論を展開。「評価していかないと矛盾が起こる」と森保一監督の選考基準に苦言を呈している。

【動画】「矛盾が起こる」…闘莉王が森保ジャパンの選考基準を一刀両断

 闘莉王氏のYouTube「闘莉王TV」の最新回のテーマは日本代表。闘莉王氏はJリーグで無敵を誇る川崎のキャプテン、DF谷口彰悟の森保ジャパンでの立ち位置に対して物申した。

「もう1つ言わないといけないことがあります。谷口はなんで常に呼ばれないんだ。板倉は谷口よりいいのか? そう思わない」

 J最強軍団・川崎のディフェンスリーダーとして知られる谷口は、20年からキャプテンとしてチームを牽引しているが、代表キャップはわずか5試合。闘莉王氏は、東京五輪代表で代表の常連となっているドイツ2部のシャルケDF板倉滉と比較している。

「すべてにおいて(谷口が上)。ヘディングの強さ。足の技術、速さ、1対1の強さ。リーダーシップ。板倉はボランチもできる? 谷口もボランチできる。絶対に谷口のほうが点を取れる。どっちのほうが脂乗っているのか。絶対に谷口。何回優勝しているのか? (川崎の)キャプテンでしょ」

 CBとして総合的に谷口の素晴らしさを強調した闘莉王氏は、「そういうところをどんどん評価していかないと矛盾になるワケですよ」と持論を展開。森保監督のメンバー選考にメスを入れる最新回となっている。

フットボールゾーン 1/5(水) 12:05
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