YouTuberのシバターが、自身の「嫌疑」について釈明した。

 シバターは1日、自らの公式Youtubeで「八百長疑惑について」というタイトルをつけた動画をUP。

 この「八百長疑惑」は、大晦日の『RIZIN.33』において、K−1王者の久保優太をシバターが1R2分16秒に飛びつき腕ひしぎ逆十字固めを決めて1本勝ちした試合についてである。

 この試合に関し久保が1日、「嘘をつく人生は嫌だな。 正直者が馬鹿を見るのか。騙されるより騙される方がいいのか。自分は真面目に誠実に紳士に生きたい。 色々疲れた。 事の経緯とかも全部きちんと話したい」とTwitterでコメント。さらに久保の妻も「これ以上は話したい事もあるけど、誰かが傷付く事になるので話さない。ダンマリ」などと意味深な発言を続けた。これが「八百長説」を噴出させた。それを匂わせるLINEも流出している(現在は削除)。それによれば、シバターが1R目は流すように、という申し合わせをして久保が了承している様子だ。

「のんだふりをしても、1ラウンドでマジに仕留めにいかなきゃダメでしょう」

 この件に関しシバターは「私、シバターは、昨日の久保さんとの試合において一切の八百長はしておりません。試合が始まってから試合が終わるまで、常に全力で本気で勝ちにいっていました」と八百長を完全否定。LINEについては「あれ捏造なんじゃないですか。誰がなんのために画像を作ったかわからない」とこちらも否定。

 一方で「シバターからそういう打診が久保さんに送られていたとしたら、久保さんって、元K−1チャンピオンなんでしょう?プロ格闘家でしょう?絶対のんじゃだめでしょう。のんだふりをしても、1ラウンドでマジに仕留めにいかなきゃダメでしょう」と仮説も展開。「やっていないし、やらせなんか持ちかけていない。もしあったとしても勝たなきゃダメ。勝ったやつが正しい、この世界」とまとめた。これだけ聞くと「やっぱり事実なのか」という声が出てくるのも仕方ない。

 この自己正当化(?)とも言えるシバターの発言にさらなる疑問が出ている状況だが「炎上YouTuberなんて、話題になればなんでもありみたいなやつ」「もうYouTuberのモラルやプライドや正直さより全ては金って考え方に辟易する」など、そもそもシバターなどのYouTubeを糧にしている人々そのものへの拒否反応も見受けられる。

 いずれにせよ、シバターの評判、そして『RIZIN』への信頼は地に堕ちたようだ。
試合動画
https://video.twimg.com/ext_tw_video/1476825005522845698/pu/vid/484x270/NFG8X6-VV6y1BWM7.mp4
YouTube切り抜き 八百長疑惑について
https://video.twimg.com/ext_tw_video/1477284940530458626/pu/vid/508x270/mKa1ldqatg769ZsJ.mp4

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