1/2(日) 5:15配信
東スポWeb

拳王(手前左)と中嶋がそれぞれ激戦を制し、王座防衛を果たした(東スポWeb)

 団体初の試みとなったノア元日の日本武道館大会は、3181人(主催者発表)を動員した。

 プロレス界で例を見なかった元日のビッグマッチ。成功させたサイバーファイトの武田有弘取締役は「コロナ禍という難しさが一つと、お正月の興行というのはメリットもたくさんあるけど、デメリットもやっぱりいろいろあるな、と。ただ、メリットのほうが多いんじゃないかなとは思いました。お正月という特別な雰囲気もあったので」と振り返った。

 元日武道館決戦は新日本プロレスの1・4東京ドームのように「プロレス界の新しい風物詩として定着させたい」という狙いがあり、早くも2年連続となる2023年1月1日の開催も決定。「やれば定着するんじゃないかという手応えはありました。これはやり続けるしかないですよね」と目を輝かせた。

 今大会はコロナ禍の影響から席数の上限が設けられていた。武田取締役は「来年の1月はフルキャパなので。経済と一緒で、通常に戻していくということです。1万人以上の動員を目標に? そうですね」と言い切る。

 また、ノアは1日に今年のビッグマッチの日程を発表。3月13日に横浜武道館、同21日に福岡国際センター大会を行う。4月29、30日には両国国技館2連戦を開催し、5月21日大田区総合体育館、さらに7月16日には今年2度目の日本武道館大会が実現する。

 団体黄金期には年間で複数回にわたり聖地&嵩ケ館で興行を開催してきた。再び上昇気流に乗ってきたノアが、22年に一気に飛躍を目指す。

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