12/31(金) 6:08
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梅宮アンナ「父の仏壇にはネオンをギラギラに光らせたい(笑)」
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 今年、SNSでの発信が世間から大きな注目を浴びた梅宮アンナに、独自の視点でこの1年を振り返ってもらった。

「芸能界に入って30年くらいですけど、いまだに世間で話題になる経緯やキッカケがわからないんですよね。ピックアップしてほしいと思った発信はなかなかされないし、難しい(笑)。

 そもそも自分が『何者かわからない』って感じていて。バリバリのモデルでもないし、女優でもない。ただ、よく思うのは、“常にモノやコトを紹介していく人” でありたいんです。

 いまはSNSで発信することが多いんですが、自分のことを『梅宮新聞』の編集長だと思って投稿しています(笑)」

――最近だと、「走りながらフロントガラスを綺麗にする行為は絶対にやってはイケナイ」との “ウォッシャー液” 発言が物議を醸しましたが……。

「あれも、あそこまで大事になるとは思わなかったんですよ。『前を走る車がこんなことをやっていた。私はやらないでおこう』くらいにしておけば炎上しなかったんでしょうね」

――1990年代〜2000年代には、ワイドショーでしばしば話題を集めていましたが、いまと比べて思うことはありますか?

「最近はテレビとインターネットが、お互いに干渉しあうことが多くなったのかなと感じています。

 たとえば『テレビ番組で○○な発言をして××さんが炎上した』というネットニュースが報じられたり、SNSで炎上した案件をテレビで取り扱ったりするじゃないですか。ネットがテレビの出演者のコメントにも影響を与えていると感じていて。

 いい子ちゃん過ぎるというか、一部のネットユーザーにすり寄ったようなコメントを、たまに拝見するんです。あくまで個人的な推測なんですが、ネットで炎上することに縛られすぎていないかなと。ちょっとつまんないなって感じたりしますね。

 私は、有名人って “有名税” って言われるように、ある程度はネガティブな話題を質問されることは、あってしかるべきだと思うんですよね。

 最近は質問を投げる記者やレポーターの方がネット上でやり玉にあがることも多いですが、私はあまり気にならなくて。
 
 以前はよく芸能レポーターや記者の方に直撃を受けていましたけど、けっこう楽しかったんですよ。まぁ少数派なのかもしれませんが、彼らとは仲よくしていたので。あえて言うなら、スタジオのコメンテーターには少し嫌な思いもしましたが(笑)」

――率直なコメントが魅力のアンナさんですが、当時のやり取りを楽しんでいたというのは意外でした。

「その場その場で台本なしに受け答えする感じはすごく刺激的だったし、たとえば次の日にスポーツ新聞で記事になったとき、『うまいように書いてるな〜』って感心したり。まぁ当時の所属事務所は嫌がってたでしょうけど(笑)。

 やっぱり台本のない生のやり取りにこそ、タレントの人柄とかおもしろ味が出るものだと思っているので、醍醐味のひとつだなと。ワイドショーは私を有名にしてくれた大きな要素でもあるし、お行儀がよすぎる現在のテレビにはない、当時のスリリングなやり取りは好きでしたね。守られすぎてる環境も考えものかも」

――今年は、父親の梅宮辰夫さんの “看板黒塗り事件” も大きな話題になりました。ビジュアルがショッキングだったので、印象に残ってる方も多いと思います。

「初めて見たときは本当にショックでした。看板は、道路を車で走っていると目に入るんですが、父が亡くなってからもずっと残っていたんです。

 話を伺うと、契約期間が切れた後も使っていたようで、そこは問題だったと思うんですが。私は父の顔が目に入るたびに嬉しくて、必ず車の中から声に出して話しかけていたほどだったんです。

 私もクラウディアさんも事情は理解して、今後は積極的に関与しないことにしました。できれば大事にならないでほしいですね。父も、これ以上トラブルになることは望んでいないと思うので」

――辰夫さんといえば、本人直筆のレシピノートが書籍化されましたよね。

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