12/31(金) 5:15配信
東スポWeb

計量を終えたＲＥＮＡ（東スポWeb）

　笑顔でお年玉を渡したい――。大みそかの格闘技イベント「ＲＩＺＩＮ．３３」（さいたまスーパーアリーナ）でパク・シウ（３０＝韓国）と対戦するＲＥＮＡ（３０）が必勝を誓った。

　試合を翌日に控え、計量を４９・９０キロでパスしたＲＥＮＡは、試合に向け「パク・シウ選手からから『ケンカするつもり』って言われたんで。そんなに言われると思ってなかったんですけど、ケンカっていうならやってやるよって思ってます」と闘志十分。その一方で「もう３０なんで、煽られるのも慣れていますから。熱い部分はありつつ、冷静にぶっ倒したいなって」と冷静と情熱の間でのＫＯ勝利を目指す。

　１１月２０日には山本美憂とのリマッチに臨み、激闘の末に返り討ちに成功した。しかし右まぶたに裂傷を負い、現在も傷はふさがったものの、完治したとは言えないのも事実だ。そんな状態で臨む短いスパンでの試合とあって「実は、１２月中旬にストレス性じんましんが出たんですよ。練習を再開して『年末試合するか』って決めかけた時に。初めてです」。精神面での負担も大きかった。

　それでも出場するのは、目標とする来年の世界進出の布石にするためだ。「一応、前回の試合でインパクトを残せたと思うんですけど、大みそかっていうのはより注目されるイベントだと思うので。その中でより強いインパクトを残して、勢いつけたいですね」と力強く話した。

　さらに負けられない理由がもう１つある。年明けに家族の待つ地元・大阪に帰るからだ。ＲＥＮＡは「叔母の役目が待ってるんですよ。甥っ子と姪っ子が１２人いるんで、そこでお年玉あげなきゃいけない。仕事して、自分で稼いだお金を、笑顔で甥っ子姪っ子たちに渡したい」と告白。スカッとＫＯ勝ちして、笑顔で１２人の甥っ子姪っ子にお年玉を渡せるか。激勝に期待したい。

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