12/30(木) 5:15配信
東スポWeb

去就が注目される香川真司(東スポWeb)

 ギリシャ1部PAOKを退団して去就が注目を集めている元日本代表MF香川真司(32)に、古巣のスペイン2部サラゴサがオファーを出す可能性が出てきた。

 香川は今季構想外となり、双方合意のもとで12月に退団。香川は欧州でのプレーを優先的に希望する一方で、C大阪を始めとしたJリーグのクラブや米メジャーリーグサッカー(MLS)の複数クラブが獲得に関心を示している。

 そうした中、スペインの古巣からの電撃オファーが浮上してきた。アルゼンチンのサラゴサ専門サイト「Zaragoz」は「トレシラがテッサロニキのPAOKから香川がフリーになった後、代理人とコンタクトした」と報道。サラゴサで強化責任者を務めるミゲル・トレシラSD(スポーツダイレクター)が、香川の復帰に向けて動いている様子を指摘した。

 香川はスペインでのプレーを熱望し、2019年8月に加入。チームの中心として活躍するも昇格を逃し、翌シーズンは構想外となって20年10月に契約解除となった。

 ただ、退団した当時からサラゴサのチーム内外では香川を待望する声が上がっており、今でもその実力は高く評価されている。現在2部で14位と低迷するクラブ側がチーム再建の救世主として再び香川を迎える準備を整えているのだ。

 香川にとっても2部とはいえ再び憧れの地であるスペインでプレーするまたとないチャンス。環境面でも勝手知ったる古巣だけに、復活を期すには最適の地と言えるだろう。

 香川がスペインで再出発することになるのか大きな注目が集まる。

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