12/20(月) 2:00配信
SOCCER DIGEST Web
負傷明けの決勝戦で躍動

2ゴールをチームを戴冠に導いた古橋。(C)Getty Images

 現地時間12月19日、スコットランドのリーグカップ決勝が行なわれ、古橋亨梧が所属数するセルティックがハイバーニアンと対戦した。

 ハムストリングの負傷のために戦列を離れていた古橋は、この大一番で復帰。ワントップで先発した。

 前半をスコアレスで折り返した両チームの均衡が崩れたのは、濃霧が立ち込めはじめた51分。CKからハイバーニアンの主将・ハンロンが頭で押し込み、先制点を挙げる。

 しかし、直後の52分に古橋がマグレガーからのフィードに反応してするりとDFの裏に抜け出し、右足で同点ゴールを奪う。


 1-1となった後も攻守が目まぐるしく入れ替わるなか、72分、ロギッチの浮き球のパスに合わせて抜け出した古橋が魅せる。一度バウンドしたボールを、右足でDF陣の裏をかくループシュートを放ち、ネットを揺らした。

 その後は攻勢を強めたハイバーニアンに押し込まれる場面が増えたセルティックだが、このリードを守り切り、2-1で勝利を収めた。古橋は83分までプレーしている。
 
 古橋の2ゴールで逆転勝利を掴んだセルティックにとっては、2年ぶり20回目の戴冠。アンジェ・ポステコグルー監督と古橋は、ヨーロッパでの初タイトルを手にしたことになる。

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