阪神の近本光司外野手(27)が17日、甲子園球場に隣接する球団施設で契約更改し、今季の7500万円から倍増となる1億5000万円でサインした。

 大阪ガスからドラフト1位で2019年に入団した近本は、4年目での大台超え。「球団にも3年連続で成績を残してくれたからというのと、チームをしっかり引っ張ってくれたというところを評価してもらって素直にうれしい」。阪神の4年目1億超えは過去に藤浪(1億7000万円)、赤星(1億円)の例がある。

 今季は終盤に右脚を痛めたものの、140試合でほぼフル出場。初の3割となる打率3割1分3厘を残し、初の2桁となる10本塁打、1番だけでなく3番も打って自己最多50打点をマークした。盗塁のタイトルは同僚の新人・中野に譲ったものの、24盗塁を記録した。

 今年から阪神の選手会長も務めており、「お金の話は5分くらいしか、個人的な話も10分くらいしかしていなくて。あとは選手会とかチームとか、これからどうやっていこうかという話を主に1時間くらい話してたので、それで長くなって、すみません」と、球団側と1時間以上の話し合いをした。(金額はいずれも推定)
中日スポーツ

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