12/14(火) 5:00配信
日刊スポーツ

ビーチバレー坂口佳穂(右)とラグビー松井千士

「新ビーチの妖精」の愛称で人気を集め、活躍したビーチバレー女子の坂口佳穂(25=マイナビ/KBSC)が結婚することが13日、関係者への取材で分かった。

相手は東京オリンピック(五輪)ラグビー(7人制)の男子日本主将を務めた松井千士(ちひと、27=横浜キヤノン)で、近く正式に発表される。

坂口は、「ビーチの妖精」として人気を集めたタレントの浅尾美和(35)の後継者として期待された。浅尾に続く注目度の高さとその実力から、「新ビーチの妖精」などと呼ばれた。

国内最高峰ツアーに当たる2019年の「マイナビジャパンツアー」では第3戦沖縄大会、第4戦東京大会、そしてファイナルで優勝した。同年のワールドツアー・イスラエル大会でも頂点に立った。今年5月に行われた東京五輪代表決定戦敗退後も2024年パリ五輪を見据えて現役を続けていたが、今月1日に自身のインスタグラムで今季限りでの引退を発表した。

関係者によると、今回の結婚と引退との関連性はない。坂口自身も日刊スポーツの取材に、「東京オリンピックで終わるつもりはなかったんですが、目標が見えなかった。そんな中で現役を続けるのは、応援してくれる方に申し訳ない」と胸の内を明かしていた。

松井は、過去に女性誌のモデルに抜てきされるなど、ラグビー界随一のイケメンとしても、しられる。

50メートル5秒7の快足が武器のトライゲッターで、7人制の東京五輪代表にも選出された。

来月に開幕するラグビーの新リーグ「リーグワン」で初代トライ王を狙うスターが、見事に妖精のハートを射止めた。

◆坂口佳穂(さかぐち・かほ)1996年(平8)3月25日生まれ、宮崎県串間市出身。父がインドアバレーの監督をしていたことから競技を始め、小学校1年から中学卒業まで9年間励む。高校3年の時に父とビーチバレー大会を観戦し、その魅力にはまる。武蔵野大入学とともに競技を始め、大学3年の時に本格的にツアー参戦した。172センチ。

◆松井千士(まつい・ちひと)1994年(平6)11月11日、大阪市生まれ。6歳からラグビーを始め、常翔学園高−同大を経て17年にサントリーへ。20年にキヤノンに移籍。家族は両親と愛知(豊田自動織機)WTBの兄謙斗(30)。183センチ、88キロ。

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