12/9(木) 10:09
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【欧州CL】バルセロナが21年ぶり1次リーグ敗退 シャビ監督「つらい現実」「ムカついてる」
敗戦に悔しさを浮かべるテアシュテーゲン(ロイター)
 名門クラブが屈辱の敗退となった。欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ最終節(8日=日本時間9日)、E組のバルセロナ(スペイン)は敵地でバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に0―3で完敗。グループ3位で21年ぶりに敗退し、17季連続で続けてきた決勝トーナメント進出を逃した。

 勝利すれば、1次リーグ突破の決まるバルセロナは序盤から積極的に攻め込んだものの、前半34分にFWトーマス・ミュラーのゴールで先制されると、43分にはFWリロイ・サネに追加点を奪われた。後半もBミュンヘンに加点され、無得点で惨敗となった。DFロナウド・アラウホは「この結果は残念だ」と肩を落とした。

 シャビ監督は「これはつらい現実だ。これが分岐点だ」とし「バルセロナに許されることではない。バルサファンの私はムカついてる。今日から新しい時代が始まる。1次リーグで敗退し、欧州リーグにいくが、そこは我々の場所ではない。ゼロから初めてバルセロナをCLで競えるところに戻さなければならない」と力を込めた。

 今季のバルセロナは大エースのFWリオネル・メッシが抜けたことやケガ人が続出している影響から国内リーグでも7位と低迷し、浮上の兆しは見えていないが、この敗退をバネにチームを再建できるだろうか。

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