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スポニチアネックス

ウルフルズ「全然売れなかった。給料もすぐ終わった」 念願のメジャーデビューもバイト漬けの日々
トータス松本
 ロックバンド「ウルフルズ」が5日、ABEMA「7.2新しい別の窓」(後3・00)にゲスト出演し、デビュー当時を振り返った。

 来年メジャーデビュー30周年を迎えるウルフルズ。1988年に結成し、92年に「やぶれかぶれ」という曲でデビュー。このデビュー曲のタイトルについてボーカルを務めるトータス松本(54)は「選んだのはレコード会社の人。曲はたくさんあって、『やぶれかぶれ』よりいい曲もあったよ、多分。なぜか『やぶれかぶれ』で」と語った。

 メジャーデビューを果たしたものの、理想と現実は違った。「もう全然売れなかったですから。給料もすぐ終わった。契約金っていうのがあって、それを小分けにしてくれるんですけど、すぐなくなって」と、メンバー全員がアルバイトをしていたことを明かした。

 「活動もアマチュアの感じ。単発でライブをやっていく感じ。(デビュー)しただけ、し損みたいな感じ」と笑った。また「レコーティングしててもバイトがあるから途中で中止みたいな。メンバーがどんどんバイトに行ってレコーティングができなくなる」と苦労を話した。「メジャーデビューしたら後は安泰と思ってた。バカやから。本当はそっからなのに『メジャーデビューした、よっしゃー』とゴールしたみたいな。そういう自分らも悪かった」と振り返った。

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