2021年11月25日 16時26分
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 中国政府と習近平国家主席を批判し、来年2月の北京五輪ボイコットを訴える米バスケットボール・NBAセルティックスのエネス・カンターが、今度は「プーさんシューズ」で習主席を猛攻撃。中国の失踪テニス選手問題を受け、弱腰″総ロオリンピック委員会(IOC)も非難した。

 カンターは自身が着用した特製靴をツイッターに投稿。片側に、習主席が似ていると言われる「くまのプーさん」の絵と「習はコントロールフリーク」の文字、片側には無数の監視カメラの下を人びとが歩く姿が描かれている。さらに「習近平はコントロールフリークだ。中国政府の監視技術は、すべての人に関するデータベースを作り、日常生活を監視する。党への忠誠を要求し、彼らが脅威と考える人や物を黙らせる。このデジタル権威主義は民主主義への脅威だ」の文章も投稿した。

 またカンターは米「FOX」で、IOCも猛批判した。75歳の元中国副首相・張高麗氏に性的関係を強要されたと告発し、消息不明になっている女子テニスの彭帥(35=中国)問題を受け発言。「中国は検閲をし、自由を脅かし、人権を尊重せず、真実を隠す。今、私たちが話している間にも、大量虐殺が起こり、何百万人もの人々が強制収容所に収容され、毎日のように拷問や集団レイプを受けている。このような国で五輪を開催することは到底受け入れられない」と北京五輪撤回を要求した。

 カンターの戦いは妥協なしと言えそうだ。

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