森保ジャパンで無得点続き。不要論が飛び交っているMF南野拓実(26)が、英プレミアの名門リバプールで存在感を示した。日本時間21日午前2時30分開始の強豪アーセナル戦の後半31分に交代出場。地元サポーターの前で4得点目を豪快に叩き込んだのだ。

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 試合後のクロップ監督は大喜び。「タキ(南野の愛称)は我々にとって解決策。彼は5つのポジションをこなせる。非常に重要な存在である。今日のタキは1トップに入った。彼のゴールで我々全員ハッピー。もちろんタキはこれからも試合に出る」とベタボメする。

 南野は、リバプールでのFW争いで、サラー、フィルミーノ、マネの欧州屈指の強力3トップと4番手FWジョッタの後塵を拝し、ベンチ要員に甘んじて今季リーグ開幕から第9節まで出番がなかった。それでも第10節の後半42分、第11節の後半35分に交代出場。そしてアーセナル戦で3試合連続のリーグ出場を果たしてゴールを決め、ドイツ人指揮官もご満悦だ。

 そこで、「世界最高峰リーグで結果を残せる南野が、なぜW杯アジア最終予選でゴールを決められないのか?」という素朴な疑問が湧いてくる。

「日本代表を率いる森保監督は南野を3トップの左に固定し、流動的にポジションを変えることを好まない。チーム内にも<得点感覚の鋭さを生かすために1トップで使うべし>の声もあるが、指揮官は大迫の1トップ起用に執着する。森保さんに柔軟な対応力があれば……」(放送関係者)

 日本代表の出場歴とゴール数を重視するタイプともっぱらの森保監督。 南野に「好きに動いてゴールを決めてこい!」と言ってみたらどうか。

日刊ゲンダイ 11/22(月) 11:00ん
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d8f14e1d16db5c7197da472fe40e15bb2fd023d

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