アストン・ヴィラは11日、レンジャーズのスティーヴン・ジェラード氏を新指揮官に招へいした。同日にクラブ公式サイトで発表した。

 アストン・ヴィラは5日に行われたプレミアリーグ第11節サウサンプトン戦に0−1で敗れ、リーグ戦5連敗。
今季ここまでリーグ戦3勝1分7敗の勝ち点「10」で16位と低迷し、7日にディーン・スミス前監督の解任を決断していた。

ジェラード新監督は、11月20日のプレミアリーグ第12節ブライトン戦が初陣となる。なお、12月11日には、古巣リヴァプールと敵地『アンフィールド』で対戦する。

現在41歳のジェラード監督は、リヴァプールの下部組織出身。1998年にトップチームデビューを果たすと、2015年までリヴァプールでプレーし、公式戦通算710試合の出場で186ゴール150アシストを記録した。
リーグタイトルには最後まで手が届かなかったが、2000−01シーズンにはカップ戦の3冠を達成し、04−05シーズンにはチャンピオンズリーグ(CL)を制覇した。

2016年にメジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーで現役を引退。その後は古巣リヴァプールの下部組織で監督を歴任した。

2018年5月からレンジャーズの指揮官に就任すると、昨シーズンは宿敵セルティックのリーグ9連覇を阻むリーグ優勝を達成した。
レンジャーズは32勝6分無敗で、2位セルティックとの勝ち点差「25」をつけての優勝。ジェラード監督にとっては、これが指揮官として初タイトルとなった。

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