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3日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)で、ふかわりょうが利用者が激減しているMD(ミニディスク)を懐かしむ一幕があった。

番組は1990年代に隆盛を誇った音楽記録媒体MD(ミニディスク)が完全消滅の危機に瀕していることを取り上げる。日本のみで使用されていたことや、音質より記録媒体としての利便性が支持されていたことから、サブスクリプション主流の現在では、必要性がなくなっているのだと紹介された。

この日ゲストの河口恭吾はMDの衰退について、「寂しいですね。曲を作るときにMDのレコーダーにメロディーを録音していた時代があったので」と語る。

ふかわは、「今みたいに CD-Rの白版がそんなになかったころ、MDは音質が良かったんですよね。ただ、レコードとか、アナログ回帰はあるけど、デジタルだから MD回帰っていう声が聞かれないですね」と分析した。

さらにMDについてふかわは「MDって、シングルCDとかアルバムのCDのように、曲が入った状態では売られてないですよね。われわれのおもな用途としては、好きなCDを集めて編集? A面B面はないですから、アルバム1枚分全部入れるとか、やりましたね」と振り返る。

大島由香里も「ちょうど12曲ぐらい入るんですよね。自分の好きな曲を一生懸命ちっちゃい字で書いて、背表紙に名前を書くけど、めちゃめちゃ細いところだから、書きづらいなと思いながら一生懸命書いていた」と語った。

大島が「MDコンポを持っていた」と語ると、「そうなんですよ、それが思い出せないんですよ」とふかわ。

そして、「MDコンポにCDデッキもあって、そこの一台で。だって今、ラジカセなんか、見かけなくなりましたね。 MDコンポもMDミニコンポって言ってもこれぐらい(大きな四角を手で描く)ありましたね」と振り返っていた。

ふかわや大島が語ったMDの思い出に、30代以上の視聴者は「懐かしい」「自分も使っていた」と懐かしむ声や「いまだに使っている」「ラジオの録音に便利だった」などの指摘も上がっていた。