トッテナムは11月1日、ヌーノ・エスピリト・サント監督および3名のコーチングスタッフを解任した。クラブ公式サイトで発表している。

 トッテナムは10月30日に行われたプレミアリーグ第10節でマンチェスター・Uと対戦し、枠内シュートを一本も打てずに0−3の完敗。
プレミアリーグではここまで5勝5敗と勝ち点が伸び悩み、得点数はリーグワースト2位タイの「9」にとどまっている。

成績不振を受け、ヌーノ監督の解任を決断したフットボール・マネージング・ディレクターのファビオ・パラティチ氏は、
クラブ公式サイトを通じて「ヌーノと彼のコーチングスタッフがどれほど成功を望んでいたかは知っていますが、このような決断をしなければならないことを残念に思います。
ヌーノは真の紳士であり、いつでもここで歓迎されるでしょう。我々は彼と彼のコーチングスタッフに感謝し、彼らの将来の成功を祈ります」とコメントした。

なお、後任は未定。現地メディアでは、昨季までインテルを率いていたアントニオ・コンテ氏らが後任候補に挙げられている。

 現在47歳のヌーノ監督は、これまでにバレンシアなどでも指揮。昨季まで4シーズン率いたウルヴァーハンプトンでは、2部優勝や昇格1年目のヨーロッパリーグ出場権獲得などを成し遂げた。

火中の栗を拾う形で今年6月30日にトッテナムの監督に就任すると、プレミアリーグでは開幕3連勝を達成。
しかし、9月の代表ウィーク明けはノース・ロンドン・ダービーなどでリーグ戦3連敗を喫して失速した。また、ヨーロッパカンファレンスリーグでも苦戦が続き、
レンヌ(フランス)、フィテッセ(オランダ)、ムラ(スロベニア)と同居するグループで現在3位となっている。

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