「サッカー・W杯アジア最終予選、日本−サウジアラビア」(7日、ジッダ)

 日本は0−0で前半を終えた。サウジアラビアがパスをサイドに散らし、日本が追わされる展開が序盤から続いた。相手の前線からのチェックも厳しく、思うようにペースをつかめずにいた。

 前半6分に柴崎がミドルを放ち、相手をけん制するも、日本の“危ないシーン”が続いた。12分、日本陣内での相手FKで、ゴールに向かってくるボールに3番のDFマドが頭であわせるも権田の正面へ。事なきを得たが、ひやりとさせられた。27分にもセットプレーからの2次攻撃でアムリがヘッドを狙う場面があった。

 日本もカウンターやサイド攻撃から反撃する。24分、右サイドからのクロスに、南野がヘディングをファーサイドからたたきつけたが相手GKにはじき返された。

 29分には大迫がハーフウェー付近から鎌田が送ったスルーパスに反応。守備選手と競り合いながらシュートを放つも、相手GKに阻まれた。大迫は37分にも右サイドの酒井からのクロスに飛び込んだが、ゴールネットは揺らせなかった。

 終盤、日本のペナルティーエリア付近で吉田とシェハリが競り合うところへ、長友もチェックにいった。結果、ぶつかった長友とシェハリがピッチに倒れ込んだが、両者ともプレーに復帰した。

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