メキシコで開催されている「WBSC U-23ベースボールワールドカップ」に出場するU-23キューバ代表が異常事態に襲われている。新たに19歳のロイデル・シャペリJr.外野手、23歳のヤンディ・ヤネス内野手がチームから失踪。亡命するために姿を消したと見られ、これでロースター24人のうち11人が失踪する事態となっている。

全米野球記者協会に加盟するフランシス・ロメロ記者が自身のツイッターでレポートした。「U-23ベースボールワールドカップ」に出場しているキューバ代表は大会期間中に、チームから姿を消す選手が続出。現地メディアの報道などによると、これまでに9人が失踪しており、この日姿を消したシャペリJr.、ヤネスの2人で、失踪者は計11人となった。キューバは2日(日本時間3日)に行われた3位決定戦でコロンビアに敗れている。なお、この大会に日本はチームの派遣を中止した。

キューバ人選手による亡命のための失踪にはNPB球団も悩まされており、2020年にはソフトバンクに在籍していたオスカー・コラス外野手が失踪。今季も加入したばかりのアンディ・ロドリゲス投手が、東京五輪アメリカ大陸予選で敗退後に、滞在していたマイアミで姿を消していた。


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https://news.yahoo.co.jp/articles/12d561253f7722c2704ebb204fb72a3d92dd4586