【欧州・海外サッカー ニュース】今季未だ勝ちのないフランクフルト(ブンデスリーガ)。地元メディアは、長谷部誠がベンチに座り続ける状況に疑問を呈している。

フランクフルト地元メディア『Frankfurter Rundschau』が、MF長谷部誠の起用法を疑問視している。

今季からオリヴァー・グラスナー監督が指揮を執るフランクフルト。長谷部はDFBポカール1回戦(0-2)とブンデスリーガ開幕戦となるドルトムント戦(2-5)では先発していたが、
第2節は終盤のみの出場となり、それ以降の公式戦は5試合連続でベンチに座っている。ドルトムント戦後から指揮官が採用する4バックのシステムの中で、なかなかチャンスが訪れない現状だ。

今季は公式戦8試合未だ勝利のないフランクフルトだが(6分け2敗)、『Frankfurter Rundschau』は「ケルン戦(1-1)は4バックを採用。
長谷部誠のような優秀な選手はベンチに置いておく」とし、37歳MFの起用法に疑問を呈している。

「長谷部は指をくわえてベンチから見ていることしかできない」

「フランクフルトのベンチには長谷部や鎌田大地など、先発メンバーよりも優れた選手がいる。驚きだ。23日、
グラスナ―はこの日本人を『ファンタスティックなアスリート』であり、彼から多くを学ぶことができると語っていた」

「戦略家であり、クオリティの高い長谷部が、なぜ役割を果たさなくなったのだろうか?」

「長谷部はヘッセンで最もインテリジェンスあふれるプロフェッショナルであり、誰よりも試合を理解している。
ゲームをオーガナイズし、どちらかと言うと直感的なチームを落ち着かせることもできる。その経験で統率し、状況の推移だって把握できる」

「グラスナーは、長谷部を中央に置き、エヴァン・ヌディカとマルティン・ヒンターエッガーの3バックに戻す道を探る必要がある。長谷部はゲームの組み立てにおける原動力になり、ボールを持っても冷静だ。
これなら高い位置でのボールロストを最小限に抑えられるだろう。この日本人の能力は誰もが知っており、だから37歳という年齢にも関わらず、契約が1年延長されたのだ」

https://www.goal.com/jp/amp/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/makoto-hasebe-frankfurt-20210927/1r5t5swv7vi7m128wrtvkskpt1