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 元「猿岩石」の森脇和成さん(47)が23日、ABEMA「ABEMAPrime」(月〜金曜後9・00)に生出演し、元相方・有吉弘行(47)についてコメントした。

 1994年に幼なじみの有吉と「猿岩石」を結成。日本テレビ「進め!電波少年」のヒッチハイク企画で大ブレークしたが、森脇さんは2004年に芸能界を引退した。その理由について「芸人をやりながら飲食店を経営して、その比重がどんどん(大きくなった)。芸能界で仕事が少なくなることによって、飲食店の仕事が求められるようになって。そっちにウエートを置いて行って。相方とか事務所にも迷惑かけるので最終的に退いたって感じです」と説明した。

 芸能界に「未練はなかった」と打ち明け、「悩みのほうが多かったので」と漏らした。「僕らの場合特殊で実力がないまま売れた。ある一つの企画によって爆発的に売れてしまったところがあって、自分の実力と置かれる立場のギャップに常に苦しんでいた」とも話した。

 この日は「芸人のセカンドキャリアについて考える」がテーマ。森脇さんは引退後、飲食店のほか郵便配達員、溶接作業員など合計13個の職業を経験したという。「元相方である有吉がものすごい売れているでしょ、それが嫌だなっていう時はあります」と本音をポツリ。「やっぱりどうしても比べられるんで」と語った。有吉がピンとして売れたことに「僕もうれしい」としつつも、「日々生活していると比べられるんですよ。『相方はあんななのに、お前は何やってんだ』みたいな。別に普通くらいな生活しているのに、すごい『敗者』みたいな。オイしい時もあるけど、ちょっとチクってなることもあるので」と苦笑いしていた。

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