ジャズ・ベースの巨匠 ジョージ・ムラーツ死去
2021/09/18 19:18掲載 amass
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ジャズ・ベースの巨匠であるチェコが生んだ名ベーシスト、ジョージ・ムラーツ(George Mraz)が死去。彼の妻がFacebookページで9月16日に亡くなったことを明らかにしています。77歳でした。

ジョージ・ムラーツは、1944年9月に現チェコ共和国、ボヘミア地方南部のピーセクに生まれる。7歳からバイオリンを習い始め、12歳のときにルイ・アームストロングの録音を聴いて、高校時代にジャズを始める。1961年にプラハ音楽院に入学し、卒業後の1966年にミュンヘンへと渡り、ジャズ・ミュージシャンとして活躍。後に渡米し、その才能を見込まれ、オスカー・ピーターソン・トリオのレギュラー・メンバーとなる。その後もエラ・フィッツジェラルドなどと共演した。

ムラーツは、20世紀のジャズ界で最も有名で人気のあるベーシストの一人で、ジャズ界の大物たちとコラボレーションし、何百枚もの作品に貢献した。

(おわり)