https://realsound.jp/book/2021/09/post-861503.html

テレビ朝日のトークバラエティ番組『アメトーーク!』で「マンガ大好き芸人II」と題した企画が放送。ケンドーコバヤシ、バカリズム、麒麟・川島明、かまいたち・濱家隆一と山内健司、アインシュタイン・稲田直樹がそれぞれ好きなマンガを語り合った。

雑誌でマンガの最新情報を仕入れているというケンコバはさすがの情報量を見せつける中で、特にオススメしたマンガは宮崎周平の『僕とロボコ』(集英社)。同作は美少女メイド型ロボット・オーダーメイドが各家庭に普及している世界を舞台にしたギャグマンガだ。なんとマンガの中にはケンコバ本人も登場する。現在のところ全4巻まで発売されていて、ケンコバは「ギャグマンガなので、気楽に読めます」とアピールした。

かまいたち山内は高橋ツトムの『JUMBO MAX』(小学館)を紹介。単行本は3巻まで発売されている。同作主人公の53歳·曽根建男は、番組MCの蛍原徹と同い年。そんな中、あまりマンガを読まない蛍原は、山内の説明を聞いて、曽根の抱える“ある悩み”に共感していた。彼らの同世代にとってはある種の“あるある”が描かれた作品ということだ。

続けてかまいたち濱家は原作・山川直樹、漫画・浅基まさしの『マイホームヒーロー』(講談社)を勧めた。家族を守るために、主人公·鳥栖哲雄は危険な世界へと足を踏み入れていくサスペンスマンガだが、麒麟川島も「僕も娘がいるので、このマンガは読んでいてかなり辛かったです」と吐露。バカリズムは“ハラハラ、ドキドキも楽しめるサスペンス”と評していた。単行本は15巻まで発売。

バカリズムは、ジャスミン・ギュの『ケンシロウによろしく』(講談社)を紹介。主人公·沼倉孝一は子供の頃、ヤクザに母を奪われてしまい、復讐を誓う。そして孝一は『北斗の拳』のケンシロウを目指して長年トレーニングを積み、結果“天才指圧師”になってしまう…というギャグコメディだ。原哲夫も「そうきたか…!」と絶賛しているだけに、『北斗の拳』ファンも楽しめるのではないだろうか。単行本は4巻まで発売。

 アインシュタイン稲田はファンの人から「稲ちゃんに似ているキャラクターが登場する」と教えてもらったのをきっかけに“ハマった”という原作・金城宗幸、漫画・にしだけんすけの『ジャガーン』(小学館)を紹介。人間の欲望を描いた、ダークヒーロー譚で、右手銃(ジャガン)を持つ交番勤めの警官・蛇ヶ崎晋太郎が主人公だ。ほかにも個性豊かなキャラクターが登場する。単行本は13巻まで発売で、累計発行部数は100万部を突破しているとのこと。

麒麟川島がプレゼンしたのは米代恭の『往生際の意味を知れ!』(小学館)。主人公·市松海路の前に、7年前に失踪した元カノジョ・日下部日和が突然現れ、“衝撃のお願い”をするところからストーリーは展開する。川島は「続きはマンガを読んでいただいて…」と告げてプレゼンは終了したが、蛍原は「どういう理由なん?」と聞き返し、続きが気になって仕方がない様子だった。単行本は4巻まで発売。

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16日に放送されたテレビ朝日系バラエティー『アメトーーク』の好評企画「マンガ大好き芸人」で紹介された『ヤングマガジン』の作品が、同誌公式サイト『ヤンマガWeb』で18日〜28日の10日間限定で無料エピソードを増大して配信される。

『アメトーーク』紹介作品
・『マイホームヒーロー』1〜3巻無料(かまいたち・濱家隆一)
・『ケンシロウによろしく』5話分無料(バカリズム)
・『ザ・ファブル The second contact』5話分無料(バカリズム)
・『アンダーニンジャ』無料話増大(アインシュタイン・稲田直樹)
・『双生遊戯』5話分無料(ケンドーコバヤシ)

『ヤンマガWeb』
https://yanmaga.jp/columns/articles/1627