2日、日本代表はオマーン代表と2022年カタールワールドカップアジア最終予選初戦を吹田スタジアムで戦い、88分に失点して0-1と敗れた。

ブランコ・イバンコビッチ監督は準備万端で臨んできたと言う。

「私たちは日本チームについてよく知っています。セルビア戦、タジキスタン戦、韓国戦を丹念に見て研究しました」

「どんなチームにも弱点はあります。日本はスモールサイドでのプレーが多い、攻守の切り替えのときにチャンスが生まれるということが分りましたので、引いて守るだけではなく、攻撃のチャンスが来たら積極的に生かしていこうと思いました」


「日本は私たちのプレーのスタイルに対して解決策を見つけることができなかったと思います」

日本は相手をシュート数で下回るなど手数の少なさが目立った。人数をかけて足下に丁寧にボールをつなぐだけで相手を崩せず、逆にオマーンの狙いどおり攻守の切り替えの遅さを突かれて何度もカウンターを浴びた。

森保一監督はどう改善しようと思っているのか。

「試合の中で修正していった部分はあったが、サイドに起点はできていたので、そこから揺さぶりをかけながら相手を剥がして攻撃を仕掛けるという部分で、もう少しクロスから相手ゴールに向かえるチャンスが作れればよかった」


ところがこの会見後、サイドからの攻撃を担う右サイドバックの酒井宏樹もチームを離脱することが発表された。弱点を明らかにされ、選手も揃わず、さらに移動する先のカタールには2週間の合宿をして待ち構える中国がいる。いきなりやってきた日本のピンチはまだまだ続く。


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