0001爆笑ゴリラ ★
2021/08/27(金) 09:55:04.72ID:CAP_USER9スポーツ報知
◆東京パラリンピック 陸上男子5000メートル・視覚障害T11(27日、国立競技場)
陸上5000メートル(視覚障害T11)の唐沢剣也(27)=群馬県社会福祉事業団=が銀メダルを獲得した。
陸上界の新星がチーム日本に弾みをつけた。唐沢は小学4年時、先天性の網膜剥離により視力を失った。部活動で陸上の経験はあったが、16年リオ大会で生き生きと走る視覚障害選手の活躍に心を動かされ、「世界の舞台で走りたい」と本格的に競技者としての一歩を踏み出した。
初の世界舞台となった18年のアジアパラ(インドネシア)で優勝すると19年の世界選手権で銅メダルを獲得。ぐんぐんと成長曲線を描いた。新型コロナの影響で大会は1年延期となったが、競技歴の浅い唐沢は「自分にとってはプラス。記録が伸びる」と前向きに捉えた。
それまでは「からけん会」という唐沢を応援する団体のメンバーをはじめ、多くの伴走者と練習をともにしてきた。だが感染リスクを軽減させるため、コロナ禍は限られたメンバーとのみの練習に切り替えた。体幹など、一人でもできる基礎的な練習にもより時間を割き、体を一から見つめ直すきっかけとなった。今冬には課題としてきた中盤の走りも強化。今年5月の東日本実業団選手権で17年ぶりとなる15分9秒94の世界記録を打ち立て、その名を世界のライバルたちに知らしめた。
今年4月からは地元・群馬にある実業団SUBARU陸上競技部の協力を受け、同部所属の小林光二さんもガイドランナーを務めることになった。視覚障害のクラスでガイドランナーが果たす役割は大きいが、小林さんは中央学院大時代に4年連続で箱根駅伝に出場した実力者だ。新たに加わった強力なパートナー、そして競技を始めた頃から多くの時間を過ごしてきた星野和昭コーチや、これまで互いに高め合ってきた多くの伴走者。ワンチームでつかんだメダルだった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/931e2099e231007e3bfedc34af77d45a5f4f1e99