8/22(日) 14:03
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スポーツ報知
42歳パッキャオ、4年ぶり敗戦 ウガスに判定負け “引退試合”の可能性も

 世界6階級制覇でWBA世界ウエルター級休養王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)が王座陥落した。WBA同級スーパー王者ヨルデニス・ウガス(キューバ)に判定負け。パッキャオの戦績は62勝(39KO)8敗2分け、初防衛に成功したウガスは27勝(12KO)4敗となった。

 42歳のパッキャオは、2019年7月のキース・サーマン(米国)との同級王座統一戦以来、約2年1か月ぶりにリング復帰した。北京五輪ライト級銅メダリストのウガスに対し、序盤から一進一退の打撃戦を展開。手数は上回ったものの、リズムに欠け、2017年7月のジェフ・ホーン(オーストラリア)戦以来、4年ぶりの敗戦となった。

 12月に43歳になるパッキャオだが、長らくフィリピンの上院議員を務めており、国民から人気が高いことから、母国では来年の大統領選出馬が取りざたされている。試合前の会見でも、今回のファイトが現役最後の試合となる可能性を示唆している。

報知新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/282cfdf06b83d6cf1e2ff00aa52313385c0b7f6d