<ユダヤ人大量惨殺ごっこ> 五輪開会式演出・小林賢太郎に浮上した「ホロコーストいじり」の過去


いよいよ7月23日に開会式が行われる東京オリンピック。

開幕直前の同19日、開会式と閉会式の音楽を担当する予定だったミュージシャン・小山田圭吾が過去の「いじめ告白記事問題」により作曲メンバーを辞任する事態に。

さらには同21日、今大会の文化プログラム「東京2020 NIPPONフェスティバル」の「MAZEKOZEアイランドツアー」に参加していた絵本作家・のぶみ氏が過去の不適切言動などを指摘され、自発的に辞退を表明するに至った。



劇作家・小林賢太郎にも「不謹慎すぎるネタ」の指摘

コロナ禍での東京五輪開幕を控え、前代未聞のドタバタが続くなか、オリンピック開会式・閉会式のショーディレクターとして起用されている劇作家・小林賢太郎にも過去の「不謹慎すぎるネタ」の指摘が――

彼が芸能活動を本格化させたのは25年前のこと。

小林について「1996年に多摩美術大学版画科の同級生だった片桐仁とともにコントユニット「ラーメンズ」を結成。
テレビ露出は決して多くなかったものの完成度の高いシュールなコントでカルト的な人気を博しました」と語るのはお笑い関係者。


続けて同関係者は「いまよりもコンプライアンスが軽視されていた時代背景もあり、ラーメンズのネタには現在の常識では絶対にできないような不謹慎なものもあった。その最たるネタが『できるかな』なんです」と明かす。

1998年5月、日本コロムビアから発売されたVHS「ネタde笑辞典ライブ Vol.4」に収録されているラーメンズの同コント。
NHKの教育番組「できるかな」のパロディとして小林が「ノッポさん」に、「ゴン太くん」に片桐が扮した9分程度のネタとなっている。


ネタの中盤、「新企画を考案する」という会話の流れで、ノッポさん風の小林が以下の提案を語り出す。

「トダさんがさ、ほらプロデューサーの。『作って楽しいものも良いけど、遊んで学べるものも作れ』っていっただろ。そこで考えたんだけど野球やろうと思うんだ。いままでだったらね、『新聞紙を丸めたバット』。ところが今回はここにバットっていう字を書くんだ。いままでだったら『ただ丸めた紙の球』。ここに球っていう字を書くの。そしてスタンドを埋め尽くす観衆。これは人の形に切った紙とかで良いと思うんだけど、ここに人って字を書くんだ。つまり文字で構成された野球場を作るっていうのはどうだろう」

この提案にゴン太くん風の片桐が「いいんじゃない。ちょっとやってみよっか。『ちょうどこういう人の形に切った紙』がいっぱいあるから」と指で両手の人間の形を示して応じる。

そして、小林が「ちょうどこういう人の形に切った紙」について思い出したように「ああ、あの『ユダヤ人大量惨殺ごっこ』やろうって言った時のな」と呟くのだ。


「言うまでもなく、この小林のセリフは『大量の“人間の形に切った紙”』から『ナチスドイツが行ったホロコーストによる無数の死者』を連想させる言葉です。当然ながらギャグとしての一言なのですが『ユダヤ人大量惨殺ごっこ』という“ホロコーストいじり”の造語は極めて不謹慎。国際的には小山田の『いじめ告白記事問題』と同等かそれ以上の拒絶反応を生みうるネタです」(同関係者)

この指摘を、小林と組織委員会はどう受け止めるか――

(竹下恭一)

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