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10人のスイス相手に苦しみ抜いたスペイン、PK戦3-1で辛くも勝利!EURO2012以来となる準決勝進出

2日に行われたEURO2020準々決勝スイス対スペインは1-1で120分間を終え、PK戦3-1でスペインが勝利を果たした。

EURO2012以来に主要大会でベスト8入りを果たして黄金期を取り戻すことを目論むスペインと、自国開催の1954年ワールドカップ以来となる準々決勝進出で目標の先に到達することを目指すスイス。対戦の舞台はロシアのサンクトペテルブルクだ。

立ち上がりからボールを保持して主導権を握ったのはスペイン。スイスは3バックから4-2-3-1にシステムを変更してスペインの支配を防ごうと試みたが、ブスケッツ、コケ、ペドリの中盤3枚に1トップのモラタが絡むボール回しに後手を踏むことになった。そうして8分、ルイス・エンリケ監督のチームが先制に成功する。コケのカーブがかかった右CKをペナルティーエリア手前のジョルディ・アルバが左足で直接叩くと、これがザカリアの右足に当たってそのまま枠内に吸い込まれた。

スペインはその後もボールを持ち続けるが、ブスケッツへのパスコースが塞がれることもあって、決定機につながるような展開は見せられない。23分には再びコケの右CKから、今度はアスピリクエタがヘディングシュートを放ったもののGKゾマーの正面に飛んだ。前半は0-1のまま終了。L・エンリケ監督はサラビアをダニ・オルモに代えた。

後半に入るとスイスが勢いのあるプレス、攻撃を仕掛けるようになり、スペインを押し込んでいく。L・エンリケ監督はこれを受けてか54分にモラタとの交代でジェラール・モレノを投入。だが56分にはザカリアにポストをかすめるヘディングシュートを放つなど、0-2より同点の方が近い試合が展開されていった。

そして69分、その通りにスイスがスコアをタイに戻した。スイスの浮き球をラポルテ&パウ・トーレスが連系ミスによって処理しきれず、転がったそれをシャキリがゴールに押し込んだ。これで試合は分からなくなったが、78分にスイスに向かい風が。フロイラーが後方からの強烈なスライディングでG・モレノを倒して一発退場を命じられている。

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