女優の波瑠が主演するドラマ『ナイト・ドクター』(フジテレビ系/毎週月曜21時)の第2話が28日に放送され、波瑠ふんする医師の朝倉美月が、共働きの夫婦に向けた「普通って何なんですかね…?」という問いかけに、ネット上には多くの共感の声が寄せられた。

本作は、医師6年目の主人公・朝倉美月が、夜間救急専門の「ナイト・ドクター」結成のために集められた、年齢も性格も価値観も全く異なる医師たちと共に奮闘する青春群像医療ドラマ。

深澤新(岸優太)は指導医の本郷亨(沢村一樹)にウォークイン当番を命じられる。

ナイト・ドクターは重症患者だけでなく昼の診察に行けない外来患者も診るが、緊急性のない患者の多さに深澤たちは閉口。

一方、勤務を終えた朝倉が寮に戻ると、そこには浮気した佐野大輔(戸塚純貴)の姿が。

謝罪した大輔は、「俺はただ美月と、普通のカップルみたいにデートがしたかった」と言い残し、去っていく。

父・哲郎(佐戸井けん太)から言われた「普通に幸せになって欲しい」という言葉。

夜間勤務が当たり前の仕事に対して深澤が言った「どう考えたって普通じゃないだろ」という言葉。

「普通って何?」。朝倉は思い悩む。

数日後、鮎川希実(谷村美月)が玲生を連れて診察に訪れる。

ウォークインを担当する朝倉は玲生を風邪だと診察すると、救急搬送された別の患者の元へ向かう。

しかしその後、帰宅した玲生の容体が急変。

運び込まれた玲生は天性胆管拡張症の可能性が高いと判断され、緊急オペによって一命を取り止める。

手術の後、朝倉は希実と夫の聡(笠原秀幸)に謝罪。

対する希実は申し訳なさそうに、仕事と家事、育児に疲れていたことを明かしつつ「他の人はみんな普通にできているのに…」と漏らす。

すると朝倉は「普通ってなんなんですかね…?」と問いかけ、「普通なんて時代や社会によって簡単に変わるのに、そんなものに振り回される必要ってあるんですかね…?」と語る。

朝倉の問いかけに、ネット上には「本当に普通ってなんだろって思う」「普通って何?という言葉が響いたな」「『普通』についての問題提起、考えさせられたな?」「自分の『普通』を押し付けないように気をつけたい」といった共感の声が相次ぎ、放送後には「面白かったぁ! 普通に対する話で色々共感して泣けた」「グサグサと心に刺さる第2話だった! 涙無しには見られなかったよ」などのコメントも寄せられた。

写真:ドラマ『ナイト・ドクター』第2話場面写真
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