「大谷翔平が大活躍!」報道に違和感…“個人の活躍”ばかり伝えるメディア


二刀流で世界の注目を集めているメジャーリーガーの大谷翔平。
しかし、彼の所属する『ロサンゼルス・エンゼルス』は微妙な成績が続いており、ネット上で不穏な空気が漂っている。

「エンゼルス」は日本時間の24日、本拠地のアナハイムにて『サンフランシスコ・ジャイアンツ』と対戦。大谷は2番・投手として出場し、6回6安打1失点の好成績を収めた。
投手として今季最多の105球≠ニいう力投を見せたが、打者としては3打数無安打の2三振。バッティングの方は振るわなかったものの、投手として充分な活躍を見せたといえるだろう。

しかし、チームは延長13回に7点を勝ち越され、3対9で敗退。
結果としてチームは借金2を抱えることになった。



光の大谷翔平と闇の『エンゼルス』

負けが続く「エンゼルス」だが、日本のニュースでは大谷の奮闘に注目する話題ばかり。

そのためスポーツファンからは、

《大谷選手の活躍ばかり報道して、チームの勝敗や順位を報道しないところ、なんか恥ずかしいです》
《大谷くんが活躍する記事をよく見るが、チームの勝敗を確認するとだいたいエンゼルスは負けてるような気がする》
《大谷選手が活躍するニュースは嬉しいけど、所属している球団の勝敗とかリーグ何位とか、基本的な情報を知りたいとなると、これがなかなか分からないんですよ》
《野球って勝ち負けではさほど盛り上がらなくて、代わりに豪速球やホームランやスチールで盛り上げる興行だと大谷さんの活躍で改めて思った。それで成立しているのでケチのつけようもないのだけど、勝敗が決定的じゃないって競技としてちょっと寂しい》
《去年までは大谷サンが打てば、チームの勝敗はそこまで気にしてなかったけど今年は違う。大谷サンが世界一と言われるにふさわしい選手になるにはチームも勝たないといけない》

などの声が漏れている。


「投手と打者の二刀流≠武器に持つ大谷は、5月11日(現地時間)に行われた『ヒューストン・アストロズ戦』においても今回と同じような負け方をしています。大谷は7回1失点の好投でしたが、後続の投手が撃ち込まれてしまい、チームは1対5で敗退。バッターとしても4打数1安打と貢献していましたが、大谷1人の力だけでは収拾がつかないということを、まざまざと見せつけられた試合でした」(スポーツライター)


野球だけに限らず、サッカーをはじめとしたスポーツ全般に言えることだが、個人の活躍よりもチームが勝利しなければ意味がない。
日本にとって大谷は誇るべき選手だが、もう少しチームの結果にも注目するべきだろう。


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