6/27(日) 17:15配信 バスケットボールキング
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b3e070be34f1db3f52524c167b6583c62323191

 男子日本代表は27日、岩手県の奥州市総合体育館(Zアリーナ)にて行われたイラン代表との国際強化試合3戦目に臨んだ。

 23日の国際強化試合2021(宮城大会)では85−57と快勝した日本だが、25日に行われた国際強化試合2021 第2戦(岩手大会)では、終盤まで粘ったものの相手に逃げ切られ、67−72で惜敗する結果となった。この第3戦では、スターティング5は富樫勇樹(千葉ジェッツ)、安藤周人(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)、金丸晃輔(シーホース三河)、竹内譲次(アルバルク東京)、ギャビン・エドワーズ(千葉ジェッツ)という顔ぶれとなった。

 エドワーズのバスケットカウントで先制に成功した日本は、金丸、エドワーズが立て続けに3ポイントシュートを沈め、リードを獲得。さらに途中出場のライアン・ロシター(宇都宮ブレックス)を中心に攻撃を組み立て、26−17と優位を保って第1クォーターを終える。

 9点差をつけて迎えた第2クォーターでは、互いにシュートがリングに嫌われ、こう着した試合展開となる。しかし、中盤に富樫が3ポイントシュートを決めて重い空気を断ち切ると、日本は足を使ったディフェンスで相手の攻撃を封じつつ、さらに竹内譲次、張本天傑(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)が連続で外角のシュートを沈め、精彩を欠くイランを42−22と突き放してハーフタイムへ。

 スターティング5の竹内譲次、金丸に加え、辻直人(川崎ブレイブサンダーズ)、ベンドラメ礼生(サンロッカーズ渋谷)、ロシターというラインナップで迎えた後半では、スタートから攻撃でミスが続いて流れを譲ることに。日本は富樫のゲームメイクで逆転こそ許さないもののスコアが停滞する時間が長く、第3クォーターで7−19と点差を詰められて最終クォーターへ。

 49−41で迎えた第4クォーターでは、張本の3ポイントシュートで幸先良いスタートを切ると、その張本と交代した金丸もシュートを連続でねじ込み、再びリードを広げる。その後、竹内公輔(宇都宮ブレックス)、安藤周人のアウトサイドシュートでペースを握った日本は、さらに安藤誓哉(アルバルク東京)などの得点で試合を有利に進め、大差をつけてタイムアップ。76−50で日本が大勝を収めた。

 この試合で、日本は張本が15得点とチームトップの数字を記録。また、エドワーズ、金丸、安藤(周)も2ケタ得点をマークし、第2戦での惜敗の悔しさを晴らす勝利となった。

■試合結果
日本 76−50 イラン(@奥州市総合体育館[Zアリーナ])
日 本|26|16| 7 |27|=76
イラン|17| 5 |19| 9 |=50