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劇場版「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」の公開を記念し、富野由悠季からのコメントが到着した。

数回の公開延期を経て、ついに6月11日に公開を控えた「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」。原作小説「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」を手がけた富野は「今回『閃光のハサウェイ』は映画らしい導入部から、ハサウェイという新しいキャラクターを追い上げていくプロセスは期待を抱かせてくれる」「映画版は今日のアニメ技術の上に、新たな解釈をもってガンダムの総体の決着への道を拓くものになっている」と語っている。

また福井晴敏が構成しシナリオを書き下ろした映像「新編集版『光る命 Chronicle U.C』」が公開に。加えて公式サイトでは、「一年戦争」「グリプス戦役」「第一次ネオ・ジオン戦争」「第二次ネオ・ジオン戦争」「ラプラス事変/不死鳥狩り」といった「閃光のハサウェイ」を内包する宇宙世紀作品の年表や人物相関図が記載された「ガンダムざっくり年表」や「閃光のハサウェイ」に登場するキャラクター・メカの新規設定などが公開された。

さらに6月11日にはトーク付きの初日上映会の実施が決定。ハサウェイ・ノア役の小野賢章、ギギ・アンダルシア役の上田麗奈、ケネス・スレッグ役の諏訪部順一が出演した約25分の舞台挨拶映像が、全国の「閃光のハサウェイ」公開劇場で本編前に上映される。また6月13日には東京・丸の内ピカデリーで、小野、村瀬修功監督、小形尚弘プロデューサーが登壇する舞台挨拶も実施される。上映会と舞台挨拶の詳細は公式サイトにて確認を。

「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」は、富野由悠季が執筆し、1989年に出版された同名小説を原作とした作品。ブライト・ノアの息子ハサウェイが、新型モビルスーツ・Ξガンダムを駆り、地球連邦政府に反旗を翻す姿が描かれる。

♦富野由悠季コメント
今回『閃光のハサウェイ』は映画らしい導入部から、ハサウェイという新しいキャラクターを追い上げていくプロセスは期待を抱かせてくれる。この前の物語『逆襲のシャア』はぼくにとっては収まりが悪い部分があって、小説版でガンダムを終らせる魂胆をもって、『閃光のハサウェイ』を上梓させてもらったのだが、さらに映画版は今日のアニメ技術の上に、新たな解釈をもってガンダムの総体の決着への道を拓くものになっている。
富野由悠季

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機動戦士ガンダム 光る命 Chronicle U.C.』<編集版>
https://youtu.be/wJlxy2KjoPQ