鈴木亮平が主演するTBS系の日曜劇場「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」に、石田ゆり子、菜々緒、仲里依紗、要潤、小手伸也、佐野勇斗が出演していることがわかった。石田は、救命救急のプロフェッショナルチーム「TOKYO MER」の創設者である東京都知事・赤塚梓を演じる。

物語の舞台となる「TOKYO MER」の「MER」とは、モバイル・エマージェンシー・ルームの略称。最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車両(ERカー)で、危険極まりない重大事故、災害、事件の現場へ駆けつけ、いち早く負傷者に救命処置を施し、一人も死者を出さないことがミッションだ。日曜劇場枠の初主演を飾る鈴木が「TOKYO MER」のチーフドクター・喜多見幸太、賀来賢人が厚生労働省の官僚でありながら医師免許も持つ医系技官・音羽尚、中条あやみが循環器外科で研修中ながら、「MER」チームを兼務するよう命じられた研修医・弦巻比奈に扮する。

そして新たに、豪華共演陣が明らかになった。石田演じる赤塚は、「女性初の首相候補」として脚光を浴び、政治生命を左右されかねない困難な状況にも決然と立ち向かう人物。まさに理想のリーダーだが、やがて彼女の驚くべき真意が明らかになっていく。

菜々緒は、「TOKYO MER」に参加する、救命救急医療に精通した凄腕の看護師・蔵前夏梅役。命を守るため、時には危険を冒し、時には凛とした態度で自分の意見を主張する彼女は、一人娘を育てるシングルマザーでもある。仲は、喜多見と同じ病院で働く循環器外科医・高輪千晶役を務める。彼女は、若くして世界的にも有名な心臓手術のスペシャリスト。命がけで災害現場に飛び込んでいく、喜多見の無鉄砲なやり方に批判的で、犬猿の仲のように見えるが、喜多見の腕と強い使命感は認めている。物語が進むにつれ、ふたりの意外な関係が明らかになっていく。

現場で救助活動を指揮するレスキュー隊のなかでも、最精鋭がそろった即応対処部隊の隊長・千住幹生役には要。救命救助のプロフェッショナルとして、医師でありながら危険な現場に飛びこむ喜多見と激しく衝突する。救命救急医とレスキュー、命を救う使命を背負ったふたりは互いのプライドをかけて激突するが、後に絆を深めていく。さらに、小手は「TOKYO MER」のメンバーである麻酔科医・冬木治朗に扮する。穏やかな性格で、チームのパパ的な存在。瀕死の患者の容態を管理し、喜多見のオペをサポートする重要な役割を担う。佐野は医療機器のスペシャリストである臨床工学技士・徳丸元一を演じる。やんちゃなメカオタクで最新鋭のERカーの設計にも携わっており、自ら運転して災害現場へと向かう。

「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」は、7月から毎週日曜午後9時からTBS系で放送。(映画.com速報)

2021年5月19日 04:00
https://eiga.com/news/20210519/1/

TOKYO MER〜走る緊急救命室〜
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