7日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)で、デーブ・スペクターが菅義偉首相など政治家のコロナ対応やその姿勢をバッサリ斬った。


■菅首相の記者会見に憤り
菅首相の記者会見を見たデーブは、「相変わらずテンション低いんですけども。謝罪から入るべきですよ。ワクチンが遅いのは、国のせいなんですよ。何にも言わない。当たり前のように遅い」と憤りを見せる。

ゲストコメンテーターの古坂大魔王も、「非常事態って、責任を自分で持ったまま『ドン』っていう、ある意味ちょっと独断でやったほうが早いんですよね。そういうときに説明をして説得をするカリスマ性が必要なんですよ」「説明がないからイライラしている」と話した。


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■野党にも苦言
デーブの怒りは野党にも向けられ、「野党は『まだいたっけ?』と聞きたくなるくらい、全く見えないんですよ。数人しかいないみたいな感じ」と苦言を呈す。

そして「コロナそのものはもちろん大変な状況ではあるんですけど、暗すぎるんですよ。オリンピックを牛耳っている橋本さんにしても、丸川大臣とかみんなそうですけども、暗いんですよ」とコメントした。

■政治家の資質に持論
険しい表情のデーブは「ニューヨークの市長みたいにやらなくてもいいんですけど、あんまりにも暗い。こっちが悪いみたいな感じなんですよ。だからもう、カリスマ性がない人は、政界に行くべきではない」とバッサリ。

続けて、「昔はそれで通用したんです。今は橋下徹さんで変わったと思うんですけども、ある程度カリスマとか雄弁でないと政治家をやるべきじゃないんですよ、正直に言って」と語る。

そしてデーブはカメラを見つめ「なんでこんな真面目にしゃべってるんだろう」とポツリ。古坂からツッコミが入ると、「長くしゃべるとピコ太郎のコーナーができなくなるから」と笑わせ、古坂も「ピコ太郎ではございません、ひげがないから」と応じた。


■デーブに賛同の声
笑いなしで日本の政治家を斬ったデーブに、視聴者からも「痛快だった」「的を得ている」など、賛同の声が相次いでいる状況だ。

デーブや古坂が指摘したように、「全責任を自分が負う」というカリスマ性を持って対応する人物がほとんど存在しない感がある政治家たち。そんな姿勢が、国民のいらだちを増幅させているのかもしれない。

2021/05/08 06:15しらべぇ
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