モデルでタレントのマリエ(33)の衝撃の暴露をしてから、1か月が経とうとしている。


 4月4日、マリエはインスタグラムでライブ配信を行い、15年前の18歳当時、島田紳助氏(65)に枕営業を強要されたと告白。さらに、その場には出川哲朗(57)やお笑いコンビ・やるせなすも同席しており、「いいじゃん、マリエちゃんやりなよ」と煽っていたとも暴露した。

 ライブ配信では、「出川さんがテレビに出てるのも大嫌いだし、出川さんがCMに出てるのもマジで許せない」と出川を名指しで批判したのだ。

 これを受けて4月9日、出川が所属するマセキ芸能社は事務所社長の名前でコメントを発表。

「先日SNSの生配信で女性タレントが発言された内容について出川本人に確認したところ、番組の収録後の打ち上げで出演者、事務所関係者、番組スタッフなど大勢がいる場では同席したことが一度ありましたが、プライベートで食事に行ったことは一度もなく、お騒がせしているような事実はないと申しております」と説明している。

 また、やるせなすの所属事務所も、出川の所属事務所と同様の、マリエの告発を否定するコメントを出している。

■マリエは現在まで核心に迫らず
 出川、やるせなすサイドのコメント発表後、マリエはインスタで「私は嘘をつかない」と投稿して反論したほか、週刊誌の直撃に対しても「私は嘘を言っていない」「インスタも“全部真実です”って言っているので」と主張した。


「4月24日にはマリエが東京・代官山でトークイベントに登壇しましたが、イベント後の取材陣の前でもこの件に触れることはありませんでした。最初に行った4月4日のライブ配信での告発が最も詳細で、それ以降は具体的な情報を出していない。現在まで“肩透かし”のような状態が続いています。

 最初のライブ配信で、マリエはかなり酒に酔っている様子でした。そのため、酒の勢いで言ってしまったのではないか、ともささやかれています。また、配信の場で隣に座っていた交際相手だというアパレル会社経営者の男性に促されてしゃべってしまったのではないか、とも芸能関係者の間では言われています」(女性誌記者)

(略)

本当に事実無根のことで、かつそれで多くの仕事関係者に被害をもたらしてしまっているから、彼女に対して真剣に怒っているといいます」(前出のお笑いプロ関係者)

 事実無根であれば、出川サイドがマリエを名誉棄損などで訴えることもできそうだが、

「マリエさんの主張が事実かどうかはさておいて、出川さんに大きな損害で出ているならば、名誉棄損が成立するようです。

 事実無根ならなおさら、出川さんとしては強硬な姿勢を取りたいところかもしれませんが、枕営業を迫られたという“被害者”の立場にあるマリエさんを、今や強い影響力を持つ人気タレントの出川さんサイドが訴えたら、マリエさんをさらなる窮地に追いやることになる。訴えたところで、出川さんのイメージがさらに悪くなってしまいかねないと。

加えて、騒動が長期化するのは必至で、プラスになることはほぼありません。そのため、事務所も出川さんもこれ以上、反論はしない、かかわらないというスタンスなのではないでしょうか」(前同)

 マリエは以前に行われたインタビューで、5月初旬にも本を出版するという話をしていた。いまだ具体的な話は聞こえてこないが、出版予定というその本の中に、マリエの第二・第三の矢は仕込まれているのだろうか――。

https://taishu.jp/articles/-/94094?page=1