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毎週水曜日に発売される少年誌『週刊少年マガジン』と『週刊少年サンデー』。2月3日には2021年10号が発売されたのだが、その質量が物議を醸しているようだ。

『マガジン』10号は、『五等分の花嫁』で知られる春場ねぎの新連載『戦隊大失格』が巻頭カラーで登場。そのほか、『ミス週刊少年マガジン』に選ばれた、菊池姫奈が巻頭グラビアに登場した。
一方『サンデー』は、表紙と巻頭グラビアに、女優でフィギュアスケーターのぼうけつ≠アと本田望結が登場。巻頭カラーは、藤田和日郎の『双亡亭壊すべし』が飾っている。
どちらも大満足の内容で、読み応え抜群なのだが、気になったのは、2誌の厚みの違いだ。

今号の『マガジン』は467ページなのに対し、『サンデー』は390ページ。2冊を持つと、すぐわかるほど厚みに違いがあった。さらに、『マガジン』が税込300円なのに対して、『サンデー』は税込340円なのだ。
さらに付け加えると、2月1日に発売された『週刊少年ジャンプ』10号は497ページで税込290円というボリュームと価格だった。

3誌を購入している人も違和感に気付いたようで、SNSには《今週サンデー薄いね…》《サンデー徐々に薄くなってね? 少なくともマガジンより薄いのは確認済み。掲載数もそこまで減ってない気もしたが?》《ジャンプ、マガジン、サンデーで今週明らかにサンデーが薄いのに、一番値段が高いの笑える》《今週のサンデー、マガジンと比べて明らかに薄い。100ページ近く差があるのに40円高い》《今週のサンデー、すげー薄く感じるなと思ったらホントにすごく薄い。マガジンより高いのに、50ページ以上薄い。どうしてこうなった》といった指摘の声があがっていた。

3誌の掲載漫画を比べてみると、『ジャンプ』が19作品、『マガジン』が21作品なのに対し、『サンデー』が22作品。他誌と比べて、コスパの悪さを指摘されてしまった『サンデー』。しかし、『ジャンプ』と『マガジン』は新連載が続々と始まっており、大増ページで連載されているため、いつもよりページ数が増えているということなのだろう。