バルセロナが破産を避けるため、主要銀行に債務の返済を延期してもらえるよう要請したようだ。22日にスペインメディア『フットボールエスパーニャ』が報じている。

 新型コロナウイルスの影響で経済的打撃を受けたバルセロナ。同メディアによると、クラブの債務は2019年6月の時点で2億1700万ユーロ(約274億円)だったが、コロナ禍の2020年6月には債務が4億8800万ユーロ(約616億円)となり2倍以上増加したという。


 このような状況の中でバルセロナは資金繰りに苦しんでおり、ゴールドマン・サックス、アリアンツ、バリングス、アムンディ、プルデンシャルに未払い分の債務の延期を要請したようだ。

 バルセロナは昨年3月14日、トップチームの所属選手と給与の70パーセント以上をカットすることで合意。さらに、同年11月28日にも人件費を大幅カットするため、給与削減やボーナス延期の内容で選手と合意していた。依然としてスタジアムは無観客の状況にあり、収入の確保が難しい立場にある。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c911b4ed01e3f561c6c79e943d9ba22ecd7ea7d3