https://news.yahoo.co.jp/articles/2903f39de7aec41bb3d346a618a18cafac38467d

年明け早々、競馬界が揺れた――。
1月12日、デビュー3年目の大塚海渡騎手の父・哲郎氏と代理の弁護士がリモートで会見し、
所属厩舎の木村哲也調教師の度重なる暴言、暴行のパワーハラスメントで精神的苦痛を負ったとして、
850万円余りの損害賠償を求める訴訟を水戸地裁に起こしたことを明らかにした。
翌日、木村調教師が厩舎を構える美浦トレーニングセンター内からは、
「大塚騎手のお父さんといえば、現役の調教助手。所属厩舎では人望があり番頭格を務める方だけに、よっぽどのことだと思います。」
(競馬専門紙記者)という声が聞かれた。

「木村師は‘18年にGT初制覇を含む48勝(全国7位)を上げ、JRA賞の『最高勝率』と『優秀技術』のダブルタイトルを受賞。
ファンにも馴染みの調教師だけに、波紋は大きい。師弟関係の大塚騎手側からの『調教師と新人騎手の関係では我慢す
るしかなく、いつまた殴られるかもしれないという恐怖に支配されていた』という主張通りであれば、なおさらです」(スポーツ紙記者)

新人時代の大塚騎手が木村師の前で“びくびく、おどおど”している様子は、美浦トレセン内や競馬場でたびたび目撃されていた。

「殴っているところは見ていませんが、‘19年秋ごろに調教スタンドの調教師ルームで叱責と浴びていた。
遅い時間で、すでに人影はまばらのなか『ここでしっかりと調教を見ていろ!』と大きな声がし、小さな声で『はい』と頷く大塚騎手が見えました。
それから間もなくして、今度は『座って見てるんじゃねえよ!』とまた、木村調教師が大声で怒鳴り始めたことがあった。
確かにベランダの席は調教師専用ですが、空いている時間であれば報道陣も座らせてもらっている場所。『すみ
ません、すみません』と何度も謝り続ける大塚騎手の萎縮した姿は忘れられませんね。あれは言葉のパワ
ハラに映りました」(前出・専門紙記者)
木村調教師の高圧的な態度は厩舎関係者にも及んでいたという証言も。
「開業時は厩舎運営方針を巡って、片手じゃ足りないほど厩務員が辞めていきましたね。その1つが馬主への感謝の
手紙を書かせることでした。『それは調教師の仕事だろう』と反発すれば、『辞めてもらって結構です』と頑なに押しつ
けて来たものです」(美浦トレセン厩務員)
木村調教師は厳格な性格からなのか、厩舎スタッフに対しても完璧さを求めるようで、

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