イングランド・プレミアリーグのアーセナルやJ1名古屋などで監督を務めたアーセン・ベンゲルさん(71)が10日、
日本サッカー協会主催の指導者向けシンポジウム「第12回フットボールカンファレンス」に登壇。

日本サッカーの躍進の鍵として、2019年W杯日本大会で8強入りしたラグビー日本代表の戦いぶりに強化の糸口があると指摘した。

日本の潜在能力をさらに発揮するポイントとして、ベンゲルさんは攻撃の活動性や技術と判断のスピードアップ、予測力とともにスタミナ、パワーなどを含むプレー強度の向上が不可欠と分析。
体格面で劣りながらも飛躍的な進化を遂げたラグビー日本代表を例に挙げ「集団でのスピード、プレー強度をキープできたことが好成績の理由で学べる部分がある。動きのインテンシティー(強度)を集団で高めていくことにヒントがある」と説明した。

J1浦和やオーストラリア代表などを指揮したホルガー・オジェックさん(72)は「指導者の養成が最も大切。質の高いコーチがいない限り、選手はトップレベルに上り詰めることはできない」などと力説した。

1/10(日) 20:32配信 中日スポーツ
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