1/8(金) 15:34
スポーツ報知

16日開幕のラグビーTL 緊急事態宣言下でも有観客で実施
 
 日本ラグビー協会の岩渕健輔専務理事は8日、オンラインで取材に応じ、新型コロナ感染拡大による緊急事態宣言を受け、11日の全国大学選手権決勝(東京・国立競技場)、16日開幕のトップリーグなど有観客を予定している各大会の活動指針を説明した。「トップリーグは不要不急の活動には当たらないと考えており、大会そのものは活動していきたい。協会の大きなスタンスとしては政府の指針、自治体の要請の順守を大前提にして、感染対策を行い、医療支援に負担をかけないよう周知徹底していく」とした。

 東京、神奈川、埼玉、千葉の首都圏4都県を対象に再発令された緊急事態宣言は2月7日までの1か月間。政府の指針でイベントは5000人を上限に収容率50%以下だが、販売済みのチケットには適用されない。11日の大学選手権決勝(早大―天理大)は1万7000枚が販売済みで、16日のTL開幕節のチケット販売分についても緊急事態宣言の対象外であると説明した。岩渕専務理事は「基本的に進める方向で調整しているが、状況は一日一日変わるので適宜対応したい。政府、自治体の順守が大前提」と繰り返した。一方で「観客、選手、関係者、すべての安全、安心が担保できない場合は無観客開催をちゅうちょなく取る」と話した。

 また各カテゴリーの代表強化も継続して行っていくとした。「代表選手も社会を構成する一員だと思っている。医療支援に負担をかけず、必要な活動を続けていきたいので現状で予定に変更はない。代表選手たちが(19年)W杯で見せてくれた『ONE TEAM』で活動を進めていきたい」と話した。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/9987e3a1c28068542c756576e1e2b575c5186bc1