日本野球機構(NPB)の斉藤惇コミッショナー(81)は週内に予定されている緊急事態宣言再発令後も、現状では2月1日からのキャンプを予定通り実施する意向を示した。

5日、NPBでの仕事始めでオンラインで取材に応じ「簡単にコロナの影響が1、2、3月で改善すると思ってなかったので(自治体、医療関係者と)しっかりした準備をしたつもり。今のところはよほど状況が悪化しない限り、粛々とやっていきたい」と話した。

昨年12月から12球団や新型コロナウイルスの専門家らとキャンプ実施へ協議を重ねてきた。巨人の1軍は平日で3000人、土日祝日で5000人、阪神は1、2軍とも1000人と入場者数の上限を設定。本拠地でもキャンプを行うなど、分散させる球団も多い。

12日にはJリーグとの新型コロナウイルス対策連絡会議と臨時12球団代表者会議を開催。外国人の新規入国の停止なども含めて対応策について協議する。

「選手にはかなり自粛を求めて、外出もできない状況かもしれない。だんだんワクチンも用意されるだろうから(シーズン)後半は(普通に)できると希望を持っている。最初の方をしっかり注意しながら、やっていきたいと思う」と21年シーズンの完走を目指す。【広重竜太郎】

1/5(火) 19:43 日刊スポーツ
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