第97回東京箱根間往復大学駅伝復路(3日、箱根・芦ノ湖−東京・大手町、5区間=109・6キロ)関東の20校とオープン参加の関東学生連合を加えた21チームが参加して行われ、出場4度目の創価大は総合2位だった。

 大逆転劇を許した。初の往路Vを飾り、首位でスタートした山下り6区(20・9キロ)の浜野将基(2年)は区間7位で踏ん張り、2位の駒大と1分8秒差でたすきをつないだ。7区(21・3キロ)の原富慶季(4年)は区間2位の好走。駒大との差を1分51秒差に広げた。

 8区(21・4キロ)の永井大育(3年)は区間8位で駒大に1分29秒差まで迫られたが、9区(23・1キロ)の石津佳晃(4年)が区間賞に輝き、駒大との差を3分19秒まで広げ、最終10区(23・0キロ)のアンカー小野寺勇樹(3年)に託したが大ブレーキ。残り2キロで首位から陥落した。

 過去3度出場で昨年の往路7位が最高成績。前回大会総合9位で初のシード権を獲得した新興勢力で、下馬評は高くなかった。上位10人の1万メートルの平均タイムは関東学生連合を含む出場21チーム中、13番目。昨年11月の全日本大学駅伝は上位8人のタイムによる書類選考で落選した。榎木和貴監督は「タイムが走るんじゃない、人が走るんだ」と選手を鼓舞してきたという。大学日本一を決める伊勢路の出場を逃した選手たちが奮起したが、赤と青のストライプ柄のたすきをトップで東京・大手町に持ち帰ることはできなかった。

1/3(日) 13:28 サンスポ
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