12/31(木) 13:02配信
FRIDAY

原田龍二(撮影:加藤岳)

11月のとある日、小泉進次郎大臣とその妻・滝川クリステルが子どもを抱っこしながら愛犬を連れディナーに出かけた様子をFRIDAYが激写。

SPを引き連れてのプライベートディナーを撮影したものだったが、環境大臣である夫と、愛犬家であり、動物の保護活動を行う妻という立場にある二人でありながら、3度にも及ぶ愛犬のオシッコの処理をせずに立ち去ったというマナーに対し、多くの批判の声が上がった。

さて、お散歩途中の犬のオシッコをそのままにしておくのは本当にマナー違反なのだろうか? 知ってるようで意外に知らないポイントだ。世の中の不思議に迫るといえばこの人、原田龍二が自身のYouTubeチャンネル「原田龍二の湯〜チューブ!」で共演して以来、親交のあるケアーンテリアの“龍くん”をお散歩がてら、愛犬の生理現象マナーについて「マイロ・ドッグスクール」の田野裕子先生に尋ねに行った。

原田「僕は小さい時からずっと犬と一緒に過ごしてきたのですが、昔と違って最近は犬の育て方も変わってきたような気がします。例えば僕が小さい頃は庭で番犬として飼っている人が多かったと思いますし、犬のオシッコにもいちいち水をかけていなかったような気がします。そもそも生理現象ですし、外でするなというのはなかなか難しいと思うのですが?」

田野「確かに仕方ないところはあります。ただ、お散歩に行く前にトイレを済ませることはできるんですよ。犬の学校では、合図をするとオシッコをするように促すしつけをしています。そうすることで、お散歩の前に合図を出してあげればお家でトイレを済ませることができるんです」

原田「そうなんですね! 僕はてっきりトイレを済ませるために散歩に行くものだと思っていました」

田野「そう考えていらっしゃる飼い主さんは少なくありません。だから犬も“外でトイレをするもの”と覚えてしまって、逆にお家でトイレを我慢する子もいるんです。でも、外のオシッコは、本当にオシッコをしたい場合と、マーキングの場合の2種類あります。お散歩をしていると他の犬の臭いがするので、マーキングをします。その場合は生理現象のオシッコと比較すると本当に少量です。ただ、少量とはいえ臭いや汚れのもとになるので、お水をしっかりかけることが大切です」

原田「犬を飼っている人からすると“仕方ない”と思えることも、飼っていない人からすれば“人の家の前でするなんてひどい!”と考えるのが当たり前ですよね。ただ、電柱や壁に犬がマーキングするのを防ぐことはできるんでしょうか?」

田野「そもそもマーキングって、人間でいう名刺みたいなものなんです。“僕はこういうものです”という情報がオシッコの中に入っているので、犬同士それを臭って“この辺にはどんなお友達がいるのかな? 自分も自己紹介しておこう!”とマーキングをするんです。これを防ぐためには道路の端や壁際に寄ってお散歩しないようにするのが効果的です。住んでいる場所の交通の状況にもよりますが、なるべく道の真ん中を歩くことで、よそのお家の電柱でオシッコをする回数が随分減るはずです」

原田「犬が賢いのは分かりましたが、本当は犬以上に飼い主が賢くなければいけないんですね。どんな場合でもオシッコをしたのにお水をかけないというのはやっぱりよろしくないですよね」

田野「そうですね。お散歩をする場合には排泄物を洗い流すためのお水、ちり紙、袋は必ず持って出てください。そしてオシッコは臭いと汚れが流れる程度にたっぷり水をかける、糞は必ず拾って袋に入れて、自宅に持ち帰ってから捨ててください」

原田「ちなみに犬の糞を家のトイレで流すのは問題ないのですか?」

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https://news.yahoo.co.jp/articles/06174be8bdb55fc737473b5642fa5170ba267bb6
>>2続く