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佐藤が今、ドはまりしているのが「ニット作り」だ。

『恋はつづくよどこまでも』で佐藤が演じた「天堂浬」はタートルネックのニットを衣装として着用することが多く、タートルネック愛に目覚めたらしい。佐藤は「男性も女性も、冬は、タートルが一番」「タートルネックとロングコートと細パンツが一番いいから」と言い切り、最高のタートルネックセーターの制作に着手した。

 そして件のセーターがついに完成。佐藤健は自身のYouTubeチャンネルに投稿した動画で「完成しました!これでこの冬越せます」とニコニコ笑顔で登場。大満足の様子で「女性の意見を聞きたい。アパレルのプロの方に意見を聞きに行く」と渋谷パルコへと意気揚々と出かけた。

4人の女性に佐藤健プロデュースのセーターを着てもらったが、「着心地がいい」「チクチクしない」「ものすごく着やすい」と大絶賛。当初は佐藤健が個人的に着る用に制作したセーターだったが、欲しい人に向けて少しだけ生産することにしたという。

 というわけでこのセーターは特設サイトで売られることとなったが、手元に届けられるのは2021年2月上旬という、もう冬が終わりそうな時期になるにも関わらず、全サイズがあっという間に完売してしまった。

芸能人のプロデュースブランドといえば、「G&R」のパクリ事件が大騒ぎになったことが記憶に新しい。「GACKT」・「ローランド」・「門りょう」が「女性を一流にする」をテーマに「こだわりぬいて」作ったというドレスという触れ込みだったが、中国ドレスなどのパクリが発覚。さらに3人は「名前貸し」しただけで、まったくドレスづくりに関わっていないことが露呈し大炎上を招いた。

今回の佐藤健のセーターは、佐藤がこだわって作っている現場をしっかりと伝えているので、ファンも安心して買うことができたのだろう。「アームが適度にほっそりしているので、アウターの中にも着やすい」と的確な褒め言葉を受けると、佐藤は「嬉しい」「あまり感じたことのない感動をしている」「経験のない感動です」と喜びをかみしめていた。「良い糸使ってんすよ……」とこだわりのポイントをこっそりと店員さんに教える場面も。

 また、別の店員さんに「ヘビロテレベルの実用性」と褒められ、佐藤は「オレもそうなのよ。作ってみたら、これしか着れない体になったのよ」と喜びを爆発させていた。「自分のために作る」をテーマに、佐藤のこだわりのアパレルブランドを作れば、ファン以外にも広まり成功しそうな予感もあるが、「好き」を形にしたからここまで情熱を込められたのであって、ビジネスとしてブランド化するのは違うのかもしれない。

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