0001首都圏の虎 ★
2020/12/10(木) 13:45:21.17ID:CAP_USER9写真:現代ビジネス
芸能事務所、テレビ局、制作会社など、業界関係者の間に衝撃が走った。日本テレビが14日放送の『女芸人No.1決定戦 THE W 2020』にファイナリストとして出演予定のお笑いコンビ・スパイクが新型コロナウイルスに感染したことによる出演の見送りを発表。準決勝で次点だったターリーターキーが繰り上がり出演することを明かした。
『女芸人No.1決定戦 THE W 2020』と言えば、女芸人による年に一度の生放送バトルであり、昨年優勝した3時のヒロインは一気にブレイクを果たした登竜門。優勝候補の一角と見られていたスパイクの落胆は想像に難くないが、この一報で業界内がピリピリムードに一変してしまった。
筆者は年末年始特番の収録がはじまる先月末から現場の取材をはじめていたが、このニュース直後から、芸能事務所とタレント本人、各局の制作サイド、出入り業者などが「感染対策を強化した」という話が伝わってきた。
まさに厳戒態勢と言える緊迫感を感じさせられるが、具体的にどんな対策がされているのか。テレビ局や芸能事務所の周辺で見聞きした情報をもとに、現状や求められていることを掘り下げていく。
生放送特番ラッシュを乗り切れるか
最も緊迫感が増しているのは、『女芸人No.1決定戦 THE W 2020』と同じ生放送の番組。代役や台本の再構成などを余儀なくされるため、出演者たちは感染だけでなく、濃厚接触者になることも避けなければいけない。
下記に主な生放送特番を挙げていくと、今週は9日に『FNS歌謡祭 第2夜』(フジテレビ系)と『東大王 生放送3時間SP』(TBS系)があり、来週以降は14日に『女芸人No.1決定戦 THE W 2020』、20日に『M-1グランプリ2020』(朝日放送・テレビ朝日系)、21日に『CDTVライブ! ライブ! クリスマススペシャル』(TBS系)、24日に『ぐるぐるナインティナイン3時間SP』(日本テレビ系)、『明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー2020』(フジテレビ系)、25日に『ミュージックステーションウルトラSUPER LIVE2020』(テレビ朝日系)、26日に『嵐にしやがれ 最終回』(日本テレビ系)、30日に『第62回輝く! 日本レコード大賞』(TBS系)、『クイズ☆正解は一年後』(TBS系)。
さらに大みそかの31日には、『第71回NHK紅白歌合戦』(NHK)、『格闘技RIZIN』(フジテレビ系は録画放送、BSスカパーは生放送)、『ボクシング トリプル世界戦』(TBS系)、『バナナマンのせっかくグルメ!! 大みそかSP』(TBS系)などがある。
たとえば、『M-1グランプリ』はファイナリストや敗者復活戦組だけでなく、審査員やMCの今田耕司と上戸彩も、「絶対に感染してはいけない」というプレッシャーにさらされている。
もちろん、『第62回輝く! 日本レコード大賞』の各賞受賞者や、『第71回NHK紅白歌合戦』の大トリなど重要なポジションのアーティストも同様だ。
ただ、こちらは「本人たちの晴れ舞台が失われる」というより番組サイドが「穴を開けることだけは勘弁してほしい」というニュアンスが強い。また、『第71回NHK紅白歌合戦』は出演者の数が多いだけに、本番に加えてリハーサルでも最大限の注意が求められている。
その他の番組も現在、年末年始に放送される大型特番の収録真っ最中だけに、売れっ子タレントたちは感染すると複数の番組に迷惑をかけてしまうリスクが高い。とりわけ番組のシンボルであるMCは代役が難しいため、誰よりも感染対策を求められているようだ。
絶対に感染できない嵐
もう1つピリピリとしたムードが漂っているのが、来年1月スタートの冬ドラマ撮影現場。バラエティなら感染者の代役を立てればOKというケースが多いが、ドラマはそれで済まされない。
感染者を出してしまうと撮影が止まり、今年『半沢直樹』(TBS系)、『ハケンの品格』(日本テレビ系)、『BG〜身辺警護人〜』(テレビ朝日系)、『SUITS/スーツ2』(フジテレビ系)などの春ドラマが撮影中断、放送無期延期に追い込まれた状態が繰り返されるかもしれないのだ。
全文はソース元で
https://news.yahoo.co.jp/articles/635417b984d447b162d4230e04f644362f92e4f0