12/9(水) 12:00
スポニチアネックス

KONAMI麻雀格闘倶楽部「魔王」佐々木寿人 個人トップ8勝、今季最高スコアで独走 Mリーグ2020
個人トップ8勝、今季リーグ最高スコアを叩き出したKONAMI麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人
 究極の頭脳スポーツ、麻雀プロリーグ戦「大和証券Mリーグ2020」は、8日までに76試合が行われ、KONAMI麻雀格闘倶楽部が3位に着いた。「魔王」のニックネームを持つエース・佐々木寿人は個人トップの8勝と絶好調だ。

 うまい、はやい、高い――。牛丼チェーンのキャッチフレーズではないが、ゲーム運びのうまさ、得点申告のはやさ、打点の高さと3拍子そろった佐々木の麻雀は魅力たっぷりだ。

 4日の対局は二階堂亜樹(EX風林火山)、魚谷侑未(セガサミーフェニックス)、沢崎誠(KADOKAWAサクラナイツ)が相手。東1局1本場、仕掛けを見せた二階堂に対してリーチで応戦。一発でその二階堂からアガって8000点をゲット。東4局にはリーチ・一発・ツモ・タンヤオ・平和・赤・裏ドラ2の2万4000点をアガってダントツとなった。

 その後も強さを発揮し、親の南4局ではリーチ・ツモ・平和・ドラ2・裏ドラの1万8000点をアガって加点した。実にリーチ5回、アガリ5回、放銃0。破壊力十分の手でライバルを終始圧倒し、今季リーグ最高スコアとなる7万2100点を叩き出した。

 「同僚の高宮まり選手が(4日第1試合で最下位となって)落ち込んで帰ってきたが、僕のトップでチームとしてプラスになった」と自賛。今月5日が母親の70歳の誕生日だったことも明かし「いいトップが取れた」と喜んだ。

 8日の対局でも白鳥翔(渋谷ABEMAS)、石橋伸洋(U−NEXT Pirates)、和久津晶(セガサミーフェニックス)を圧倒して個人8勝目。リーチ7回、アガリ4回、放銃0で4万6500点とまたも強さを発揮し、これで個人13戦8勝と勢いは止まらず「きょうもいいトップを飾れた」とうなずいた。

 チームは+195・0ポイントと伸ばし、2位の渋谷ABEMASを射程圏にとらえた。雀界の「魔王」に引っ張られ、KONAMI麻雀格闘倶楽部が頂点を目指す。

 【総合順位】

(1)EX風林火山

(2)渋谷ABEMAS

(3)KONAMI麻雀格闘倶楽部

(4)赤坂ドリブンズ

(5)U―NEXT Pirates

(6)KADOKAWAサクラナイツ

(7)セガサミーフェニックス

(8)TEAM RAIDEN/雷電

https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20201209-00000130-spnannex-000-3-view.jpg
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d7dc0caea1228882bf2c2d81309a3cb1d5930db