2020年12月31日(木)にさいたまスーパーアリーナで開催される「Yogibo presents RIZIN.26」の追加カードが12月2日(水)、都内にて発表された。

会見後、囲み取材を受けた榊原信行RIZIN CEOは、11月21日の『RIZIN.25』で行われた斎藤裕(パラエストラ小岩)vs朝倉未来(トライフォース赤坂)の大晦日でのダイレクトリマッチについて「勝負は第三者の結果にゆだねない方がベスト。しかし斎藤は鼻骨骨折でしばらく復帰に時間がかかる」と、大晦日には間に合わないとした。

「未来本人は戦いたいんです。負けて楽になった部分もある。なので(相手が)斎藤と言わず大晦日に出てきてほしい。前戦は勝負のあやもあった。その試合で、タイトルマッチに近づくのか遠のくのか分からないですが斎藤とのリマッチは、2021年ワンマッチか、もしかしたらGPになるかもしれない」と、朝倉には大晦日出場を呼びかけるとともに、斎藤とのリマッチはフェザー級GPになるかもしれないとした。

 また、亀田興毅が「皇治、やるか?」とSNSに投稿し、「お猿さん、大晦日リングの上で会いましょう」と皇治も反応したやり取りについては「プロモーターとして助かる時とそうでないものがあるけれど、今回はほぼ“事故”みたいなもの」と、全く話がない中で両者がやり合ったという。「たまたまがきっかけで生まれるカードもあるので、うまく拾って転がせたら」と、両者が本当にやる気なら拾いたいと話した。

 なお、今大会は14時スタートで15〜17試合を予定し、「いろいろ壮絶なファンの皆様が陶酔するようなカードが並ぶと思うのでご堪能いただければと思います。フジテレビでは18:00スタート、終了が23:45の5時間45分。年間通じてあらゆるスポーツジャンルの中で最も長尺なスポーツ番組中継になると思っています。光栄です。格闘技界は本当にこれを大切に、世間の皆さんに感動、勇気、元気、生きる喜びを届けていける戦いを、選ばれし30名の選手にそういう想いを共有していただいて全国に発信していければと思います」と、フジテレビ系列の地上波放映が5時間45分にわたって行われることも発表。

「外国勢は数名しかラインナップできない。1大会に限定したので、17試合くらいになっちゃうかなと。18試合になる可能性もあるし、20試合くらいにも。ほか那須川天心、皇治、朝倉未来、RENA、ムサエフ、サトシ、クレベルとかですね」と、さらに試合数が増える可能性もあるとした。

12/2(水) 16:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20201202-00010008-gkakutogi-fight