野球評論家の張本勲氏(80)が28日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜・午前8時〜)にリモート生出演。プロ野球・巨人が日本シリーズでソフトバンクを相手に4連敗を喫したことを受けて、大敗した原因を指摘した。

 巨人は2年連続の組み合わせとなったソフトバンクに優勝を許し、球団ワーストとなるシリーズ9連敗を記録。投打ともに格の違いを見せつけられ、チーム打率(1割3分2厘)とチーム安打数(16安打)はシリーズ歴代ワーストとなった。

 張本氏は「ストレートで負けましたね。昨年に続き残念でした」と回顧。ゲスト出演した巨人OBの桑田真澄氏(52)も「ジャイアンツOBとしては悲しい日本シリーズでしたね」と無念さを滲ませていた。

 張本氏は4連敗を喫した理由に「球場」と「DH制」の2点を挙げた。巨人は本拠地である東京ドームの使用について社会人の「第91回都市対抗野球大会」がすでに使用することが決まっていたため断念。代替として京セラドームとなった。

「ビジターの球場とホームではゲームが終わってからの選手の落ち着き方が違う。巨人は京セラでの勝率はいいんですが、そのあとソフトバンクの球場行ったでしょ。そのハンデは大きい」と分析。

 またDH制について「原という男ぐらいの人がなんでDH制を全試合許可したのか。最初からソフトバンクにハンデがあったようなもんだから。これは解せない」と納得のいかない様子だった。

11/29(日) 10:09
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