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スポニチアネックス

本田真凜は9位「一番大切なのは自信を取り戻すこと」回転不足連発
本田真凜
 ◇フィギュアスケートGPシリーズ最終戦・NHK杯最終日(2020年11月28日 大阪・東和薬品ラクタブドーム)

 女子フリーで本田真凜(JAL)は104・27点をマークし、ショートプログラム(SP)との合計162・57点で9位に終わった。

 右肩脱臼で苦しむ今季、この日の得点はシーズンベストだったが、上位進出には程遠かった。「シニアに上がってから自分の調子、不安な気持ちが演技に出ちゃうタイプ」と分析する19歳。東京選手権、東日本選手権は無観客開催で「お客さんもいなくて、不安な顔をしながら滑っていた」とし、有観客の今大会では「今の時点でできることは出せた。楽しんで演技できた」とある程度の手応えは得た。

 ただ、課題は明白だ。ダブルアクセル―3回転トーループは2つとも回転不足。3回転フリップ―2回転トーループのフリップ、3回転ループ―2回転トーループ、ダブルアクセルも回転不足を取られた。「回転不足がケガ(右肩脱臼)明けから多くて、今回もそうだった。しっかり回りきって降りるというのを頑張りたい」。12月の全日本選手権(長野)など、今後に向けては「一番大切なのは自信を取り戻すこと」と話していた。

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