11月28日(日・日本時間)に米ネバダ州ラスベガス・UFC APEXで開催される『UFC FIGHT NIGHT』の前日計量が27日に行われ、ウェルター級(-171lbs)ワンマッチで対戦する佐藤天(30=TRIBE TOKYO M.M.A)が170lbs(77.11kg)で、対戦相手のミゲル・バエザ(28=米国)が171lbs(77.56kg)で、共にパスした。

また、メインイベントに出場する予定だったカーティス・ブレイズ(米国)が新型コロナウィルスの陽性反応が検出。これに伴い、急きょ繰り上げりで、佐藤の試合がセミメインに昇格した。

 佐藤のマネージャーを務めるシュウヒラタ氏が投稿した映像では、試合がセミに昇格したことを受けて、佐藤が「楽しみです、勝ちます!」と、強く自信を込めた表情で語っている。

 佐藤は専修大学柔道部出身で、長南亮率いるTRIBE TOKYO M.M.Aに入門し13年10月にプロデビュー。パンクラスを中心に戦い続け、昨年4月にUFCに参戦し初戦で2R TKO勝利でデビュー。しかし9月には3Rチョークで一本負けを喫した。
 今年6月には新型コロナウイルスの影響で対戦相手が三転四転した末に1R48秒TKO勝利。UFC参戦の日本人UFCファイターとしては史上最短勝利となった。戦績は16勝3敗で、勝ち星のうち11勝がKO・TKOという強打者だ。

 対するバエザはMMA無敗のまま、昨年6月コンテンダーシリーズ(UFCの有望ファイター発掘企画)の勝利を経てUFCと契約。同年10月にKOデビューを果たすと、今年5月にはUFC7連勝の記録を持つマット・ブラウンに逆転KO勝利した。
 戦績は9戦9勝(7KO)の強打者でストレートやカーフキックを得意とする

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11/28(土) 17:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20201128-00000012-gbr-fight