11/23(月) 12:18配信
スポニチアネックス

声優の花江夏樹

 声優・花江夏樹(29)が、22日夜放送のTBS系「情熱大陸」(日曜後11・00)に出演し、自身の声やオーディションでのポリシーについて語った。

 大ヒットアニメ「鬼滅の刃」で、主人公・竈門炭治郎の声を担当。公開中の劇場版「鬼滅の刃 無限列車編」は、15日までの公開31日間で観客動員1750万人、興行収入も233・5億円を記録する空前のヒットとなっているが、花江自身は「炭治郎の声は自分の中ではしっくりきてなかったんです」と本音を明かした。

 オーディションでは「必ず思っているのが、『自分の地声で全部受けよう』と思って」という信念があるそうで、「自分が魅力的に響く、無理のない、いろんな表現ができるところって、やっぱり地声だと思う。自分に近いような、無理のないところで全部(オーディションを)受けて、それでその声がキャラクターに合っていると判断してもらったら、あとは自分がやりやすいようにできる」と理由を説明した。

 もともと声が小さく、「居酒屋とか行って『すみません』と言っても聞こえない。よっぽど気合を入れないと気づいてもらえない」こともあるという。また「周波数が『街の雑踏』と一緒らしくて、あんまり聞いてもらえないのかな?聞き流されちゃうのかな?」とも明かし、「逆にうれしいですよ。『街の雑踏』と言われると、あまのじゃくなんで」とも話していた。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/6665a7161e14f0f273341840b1002913876c517d